4月10日、2024年「中国訪問・チャンスあふれる北京」ネット上の国際PRイベントが北京副都心・通州で開催された。ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、北マケドニア、ルーマニア、スロベニアなどの中東欧諸国のメディア代表、および中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)のヨーロッパ・ラテンアメリカ言語プログラムセンターの記者ら一行は、北京副都心駅総合交通ハブプロジェクト、北京都市図書館、北京大運河博物館、北京芸術センターなどを見学し、新時代における北京市の質の高い発展の新たな局面を目の当たりにした。
現在、北京副都心の重点プロジェクトである北京副都心駅総合交通ハブの建設が着々と進んでいる。技術チームはデジタルエンパワーメントを通じて、プロジェクトのライフサイクル全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、スマート建設プラットフォームやBIMを中核とする基本デジタル技術プラットフォーム、プロジェクトデータベースを構築することで、プロジェクトの立上げ・管理の全プロセスにおけるマネジメントのプラットフォーム化とデジタル化を実現する。
北マケドニアFaktorニュースネットのジャーナリスト・Anita Buhovski氏は、「ハブ駅が稼動すれば、首都国際空港まで15分、大興国際空港まで35分、天津市と河北省まで1時間で到着できると聞いた。今後、中国の技術が我が国にも導入され、わが国と協力して交通事業が発展していくことを望んでいる」と述べた。
北マケドニアFaktorニュースネットのジャーナリストAnita Buhovski氏
午後、中外メディア記者団は北京副都心の3大文化施設(北京大運河博物館、北京都市図書館、北京芸術センター)を見学した。
北京大運河博物館の設計コンセプトは、古代の運河の絵に描かれている船、帆、水の3つの要素に由来しており、館内には実物、写真、模型など、多種多様な展示物がある。博物館を訪れたブルガリアの新聞社「24アワーデイリー(24Hours Daily)」のジャーナリスト・Pavleta Davidova氏は、「これらの展示品は大運河の歴史的景観と運河沿いの地域の風土・風習を生き生きと伝えている」と述べた。
大運河博物館を見学する中外メディア記者団
800万冊の蔵書を誇る北京都市図書館は、単体としては世界最大の閲覧室であり、中国最大のコレクションを所蔵するスマート立体図書館でもある。ここで、中外メディア記者団は見晴らしの良いきらびやかな建築の美しさを堪能し、科学技術によってアップデートしたスマートな快適性を実感した。
「スマートデスク」機能を体験するスロベニアの新聞社「Delo」のジャーナリスト・Aljaz Vrabec氏
オペラハウス、コンサートホール、劇場、小劇場、野外円形劇場を含む北京芸術センターは、今後5年以内に、年間公演数650回およびイベント開催数600回を段階的に達成することを目指している。ルーマニアテレビ局の国際ニュースエディター・Stan-Emanuel Neacsu氏は、「今後、北京芸術センターは世界一流の有能なアーティストを招き、芸術交流を行っていくことだろう。またショーを観に訪れたいと思う」と見学の際に掲げた小さな目標を語った。
(情報提供:CRIオンライン)