北京市、10本のブランド緑道の建設を加速

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2024-05-10

最近、北京で「北京市緑道システム特別計画(2023-2035)」が発表された。この計画では、質の高い建設と緑道への改修によって、北京の中心市街地、平野部、山間部を段階的に結び、全市をカバーする総延長5000キロメートル以上のあらゆるレベルの緑道ネットワークを構築することを提案している。

また、同計画では、北京市内で最も文化的特性を有し、かつ最も特徴的な生態的景観と空間構造を有する地域を生かして、「京華緑道」ブランドをつくり、北京中軸線とその延長線緑道、長安街とその延長線緑道、環二環路都市緑道、一緑都市公園周辺緑道、二緑カントリーパーク周辺緑道、浅山レクリエーション緑道、長城文化ベルト緑道、大運河文化ベルト緑道、西山永定河文化ベルト緑道、潮白河生態緑道など10本の北京市のブランド緑道を建設することを提案している。

中でも、環二環路都市緑道は、最も古都ならではの歴史的、文化的魅力のある緑道として、明城壁遺跡公園、金中都公園、雍和宮-国子監-地壇公園、天壇公園などの重要なスポットを結ぶ。二緑カントリーパーク周辺緑道は、温楡河、大運河、涼水河、北宮森林公園、西山景勝地など市内の重要な青と緑の空間を生かしてつくられ、特色ある100キロメートルのサイクリングルートと、水と森に囲まれた最も美しい体験道路づくりを目指す。

(情報提供:新京報)