「長城に至らずんば好漢にあらず」。北京八達嶺長城観光地は外国人が北京に来たら必ずといっていいほど訪れる観光スポットの一つだ。今年第1四半期の延慶八達嶺長城観光地の外国人観光客数は前年同期比464%増の延べ5万4千人で、観光地として外国人観光客に対する強い吸引力を示した。外国人観光客の旅行体験を向上させるため、延慶区は一連の革新的措置を講じ、国際化サービスの最適化を続けている。
万里の長城(写真提供:VCG)
多様な決済消費の選択肢
観光地のチケット販売窓口では、現金決済やモバイル決済を提供しているほか、海外発行カード対応のPOS端末も導入され、さまざまな決済方法で外国人の多様なニーズを満たしている。また、八達嶺長城観光地内の小売店のサービス水準が絶えず向上され、海外発行カード対応のPOS端末が設置された小売店舗数が増えた。
オンラインチケット販売システムをアップグレード
観光地のチケット販売プラットフォーム「長城内外」では、外国人がパスポートと永久居留証を提示することでチケットを購入できる機能の利用を開始したほか、多様な受付サービスを提供しており、外国人はパスポート、永久居留証、紙チケット、QRコードなどさまざまな方法で受付を行い、入場することができるようになった。
多言語サービスを積極的に提供
観光地は国際言語環境の整備を大いに推進し、標準化された緊急対応、案内、警告などのバイリンガル標識を計940基設置し、統一された観光標識案内システムを形成し、外国人が道に迷わないよう配慮した。また、サービススタッフの多言語研修を強化し、中国語と英語のワンストップサービス窓口を開設し、チケットの購入、引き替え、受付時の英語サービスを提供する。
今後も、北京八達嶺長城観光地は引き続き国際化サービス水準の向上を図り、北京ならではの文化観光商品の普及を積極的に進めていく。
(情報提供:「北京外事港澳」WeChat公式アカウント)