「ロボット犬」によるケーブル巡回点検、首都核心区など試行エリアで年内にも実現へ

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2024-05-21

地中ケーブルを収容するトンネル内で、赤外線、映像などのセンサーを搭載している「ロボット犬」は、リアルタイムで設備の稼働状況を検知する。「ロボット犬」が担当する持ち場はケーブルトンネルのデジタル化無人巡回点検である。その技術は人による巡回点検の負担を軽減するだけでなく、作業効率も上がった。今年中には、首都核心区、副都心、鳥の巣、玉泉営などの試行エリアで「ロボット犬」によるデジタル化無人巡回点検が実現する。

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「ロボット犬」は設備の稼働状況をリアルタイムでモニタリングし、撮影したビデオ画面をいち早くシステムのバックグラウンドにアップロードすることで、設備の状況を正確に評価することができる。

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「ロボット犬」

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巡回点検中の「ロボット犬」。満充電で4時間の連続稼働が可能。

玉泉営ケーブルデジタル化トンネルは、国内初のデジタル化無人巡回点検技術を活用した電力トンネルである。このモデル区間は感知設備が最も充実しており、電力トンネル専用の四足無人巡回点検ロボット、つまり「ロボット犬」のほか、5区分11種類の現場モニタリング設備を備えている。

(情報提供:新京報)

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