5月30日、中国科学者博物館が一般公開され、同時に初となる展覧会が開催された。中国科学者博物館は、北京オリンピックセンター区の文化総合区にある国家科学技術コミュニケーションセンター内に位置する。初開催となるこの展覧会は、1つのメイン展示と5つのテーマ展示で構成され、総展示面積は約5,000平方メートル。

館内の一部展示品　北京日報

メイン展示は「共和国の背骨-中国科学者博物館所蔵の逸品展」で、ベテラン科学者の学術的成長に関するデータを収集するプロジェクトの第一陣の研究成果に基づいており、190人以上の科学者の実物400件（セット）以上と写真400点以上を展示しているほか、関連科学研究機関が提供した大型展示物10点以上を展示している。テーマ展は、銭学森の初心と信念、鄧稼先の生涯と功績、1950年代にアメリカから帰国した科学者たちの物語、産業遺産を作り上げた中国人技術者たち、『中国植物誌』創刊20周年という5つの展示内容となっている。

館内の一部展示品　新京報

観覧予約は、国家科学技術コミュニケーションセンターまたは中国科学者博物館のWeChat公式アカウントを通じて無料でできる。

（情報提供：北京日報、新京報）