北京亦荘、民間商業ロケットの最短打ち上げ間隔記録を樹立

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2024-06-13

5月29日、5月31日、6月6日、北京市亦荘の宇宙ビジネス企業が9日間で3回連続のロケット打ち上げに成功した。北京経済技術開発区によると、亦荘は今年、30回以上の商業ロケット打ち上げを計画しており、打ち上げ頻度は昨年の計画より130%増える見込みである。

この3回の打ち上げに搭載されたのはいずれも谷神星(ケレス)1号の民間ロケットだが、毎回新たなブレークスルーを達成した。5月29日に打ち上げに成功したのは、4基の衛星を載せた海上発射ロケットで、わずか1日後には、地上発射の遥12ロケットが5基の衛星を軌道に投入し、中国民間商業ロケットの最短打ち上げ間隔の記録を打ち立てた。さらに6月6日13時、遥13ロケットが3基の衛星と愛神星(エロス)軌道滞在実験プラットフォームを宇宙に送り込んだ。

現在、亦荘には宇宙分野の企業が70社余り集積しており、キャリアロケット、ロケットエンジン、衛星製造などの分野をカバーしており、商業ロケット全体の開発メーカー数は全国の75%以上を占め、生産額の規模は300億元を超えている。

(情報提供:北京日報)

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