北京のバス・地下鉄、夏の特別運行体制「暑運」開始

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2024-07-17

夏休みシーズンに入り、北京市では、市民や観光客の交通ニーズに的確に対応した保障措置が策定され、夏季の輸送需要に対応した「暑運」がバス・地下鉄で全面的に開始された。

地下鉄の多くの路線で運行間隔を短縮

北京地下鉄はピーク時間帯の主要乗り換え駅や人気スポット、商業圏周辺などの利用客が集中する大型駅の輸送力を増強し、夜間の延長運行の準備を整える。

7月中旬から、1号線・八通線、6号線、8号線では土日の利用客の状況に応じて、新たに夏季土日ダイヤを適時に導入する。このうち、1号線・八通線では土日の最小運転間隔を4分30秒から3分に、6号線と8号線では5分から4分に縮小する。また、平日は、15号線に追加導入された2編成が運用に入り、朝のラッシュ時の最小運転間隔は3分から2分50秒に、夕のラッシュ時の最小運転間隔は3分25秒から3分15秒に短縮された。

バスで行く人気観光スポット巡りおすすめコース8選

バスグループは増便、発車間隔の短縮、路線間の共同運行などの措置を講じ、観光客が市街地の人気スポットをスムーズに観光できるよう、利用客のピーク日に人気エリア8カ所の主要路線34本に対し追加車両60台、予備車両28台を導入する計画である。

1.朝陽バス文化観光専用路線:二階建てバス、路線全長30キロ、双方向に計30カ所の停留所を設置し、「都市の緑の肺」とも呼ばれる朝陽公園、オリンピック森林公園、温楡河公園の3大公園、亮馬河、オリンピックタワー、温楡千灯会の3大「ナイトスポットランドマーク」、燕沙藍港、太陽宮、亜奥、北苑の4大商業圏と多くのSNS人気スポットにアクセスできる。

2.44番線:雍和宮、古観象台、前門大街、金融街、梅蘭芳大劇院などの歴史的建築物と文化景観を経由する。

3.107番線:SNSで話題を呼ぶ若者に人気の路線で、紫禁城、鐘鼓楼、北海公園などを経由する。

4.5番線:鳥の巣、ウォーターキューブ(水立方)、天安門、徳勝門などのランドマークを観光することができる。

5.23番線:車体全体に穆桂英、趙雲の京劇の舞台姿と沿線北京の歴史的風貌を収めた古い写真が塗装されている。

6.路面電車西郊線:巴溝駅、頤和園西門駅、茶棚駅、万安駅、国家植物園駅、香山駅などを経由する。

7.通游専用路線1、通游専用路線2及び317番線:北京副都心の三大文化建築スポットにアクセスできる。

8.通游専用路線20:清華大学、北京大学、頤和園、円明園にアクセスできる。

(情報提供:北京日報アプリ)

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