夏休みに北京を観光するなら博物館は絶対に見逃せない。北京の博物館の種類は、総合、歴史、芸術、遺跡などに分かれており、非常に多様性に富んでいる。それでは、おすすめの博物館をご紹介！

北京古代建築博物館

北京古代建築博物館は、明清時代の皇室直属の祭壇・寺院である先農壇に位置する。太歳殿は先農壇にある巨大な独立した建物で、その頂部には北京古代建築博物館の「鎮館の重宝」と呼ばれる隆福寺の正覚殿の天宮藻井が展示されている。

開館期間：7月17日～8月31日

※夏休み期間中は、休館日が月曜日から火曜日に変更となり、金曜日と土曜日は開館時間を延長する。

時間延長日の開館時間：9:00～19:00

時間延長日以外の開館時間：9:00～17:00

北京大運河博物館

北京大運河博物館は、昔の運河の光景の中の船、帆、水の3つの要素に基づくコンセプトでデザインされている。基本展示である「北京と大運河の歴史文化陳列」では、1000点以上の文化財と芸術品を8つの章に分けて展示することで、大運河の歴史的変遷と北京城との密接な関係を描き出している。同館内では現在、「古代蜀文明を探る―三星堆と金沙」展が無料で一般公開されている。

開館時間：10:00～20:00（入館締切19:00）、休館日：毎週月曜日（祝祭日は通常通り開館）

中国映画博物館

中国映画博物館は現在、世界最大級の映画に特化した国立博物館であり、21の常設展示ホールがある。また、館内には1,000人以上の観客を収容できる巨大スクリーンホールを含む6つの映画館も併設されている。

開館期間：2024年7月17日～8月31日

※中国映画博物館はサマータイム営業を実施し、毎週月曜日は通常通り開館、火曜日は休館、金曜日・土曜日・日曜日は開館時間を延長する。

北京オリンピック博物館

北京オリンピック博物館は、オリンピックをテーマとする常設のテーマ博物館である。同館の基本展示は「夏季・冬季五輪で夢を叶え、共に未来を創り出す」をテーマとし、展示面積は8,604平方メートルで、「盛大な冬季五輪」「夏季五輪メモリーズ」「ダブルオリンピック開催都市」の3部に分かれており、1,394点の展示品と数多くの見ごたえある写真や動画から構成されている。

開館日：火曜日～日曜日　開館時間：9:00～17:00（入館締切16:00）、休館日：毎週月曜日（祝祭日を除く）

北京紅楼文化芸術博物館

古典文学の名作『紅楼夢』をテーマとした北京大観園は、典型的なテーマ景観地であり、テレビドラマ『紅楼夢』など百本以上の映画やテレビドラマのロケ地でもある。同地は現在、古典的な庭園の外観、紅楼の文化的な奥深さ、博物館としての充実した機能を併せ持つ観光地となっている。

開館期間：4月1日～10月31日　時間：7：30～17:30（入館締切17:30、閉館18:00）

（情報提供：文旅北京）