北京市で先日、家電と自動車の下取りを支援するための2つの補助金実施細則が相次いで発表され、前回と比べて今回の家電買い替え補助金の対象範囲が拡大し、限度額も増額したほか、自動車買い替え補助金が倍増した。
政策によると、当市では個人消費者が1級エネルギー効率または水効率の家電製品を購入する場合、製品販売価格の20%相当の補助金を支給し、2級エネルギー効率または水効率の家電製品を購入する場合は、製品販売価格の15%相当の補助金を支給する。消費者1人につき1種類の製品に1回の補助金が支給され、1回あたりの補助金は2000元を超えない。消費者は冷蔵庫、洗濯機、テレビ、エアコン、パソコン、給湯器、家庭用コンロ、レンジフードなど8種類の家電製品を買い替える際に補助金が受けられる。
今回の政策に参加する第1陣のプラットフォームには、京東(ジンドン)、蘇寧易購、レノボ公式サイト、シャオミ(Xiaomi)オンラインストアの4つのオンラインプラットフォームと紅星美凱龍(レッドスターマカリン)、居然之家(Easy Home)など各社の実店舗約300店が含まれる。
注目すべきなのは、「京通」ミニプログラムが今回の補助金受給の唯一の窓口であることだ。北京市内の個人消費者は、微信(WeChat)、アリペイ(Alipay)、百度(Baidu)のアプリで「京通」と検索し、実名認証を完了したら、「家電以旧換新専区(家電買い替え特設ページ)」と検索すると、補助金の受給資格を取得することができる。受給資格を取得したら、「マイクーポンコード」で使用するクーポンコードを確認し、コピーしたクーポンコードをECプラットフォームの「以旧換新専区(買い替え特設ページ)」でバインドすることができる。実店舗で買い物をする時、消費者は注文の決済をする前に、「京通」ミニプログラムから受け取った補助金受給資格のQRコードを店員に提示しなければならない。店員がコードをスキャンして消込処理を行った後、消費者は政府からの補助金を受け取ることができる。
さらに、政策に基づき、旧車を廃棄して新エネルギー車を購入する場合の補助金は従来の1万元から2万元に増額した。また、ガソリン車を購入する場合の補助金も7000元から1万5000元に引き上げられた。消費者は「全国自動車流通情報管理システム」のウェブサイトや微信(WeChat)、アリペイ(Alipay)、抖音(Douyin)、雲閃付(UnionPay)の「汽車以旧換新」ミニプログラムなどを通じて申し込むことができる。
補助金の実施期間は2024年12月31日まで。
(情報提供:北京日報アプリ)