中国国際友好大会および中国人民対外友好協会設立70周年記念イベントに参加するために中国を訪れた国際友好関係者がこのほど、北京副都心を訪問し、「千年の都」を探索する旅を始めた。
都市副中心の計画・建設状況を見学している様子
写真提供:北京日報
一行は副都心に対する第一印象について緑が多い街だと感じている。ここでは400キロ余りの緑道が南北を縦断し、8つの667ヘクタールを超える森林公園が東西をつなげ、「2帯、1環、1心」というグリーン空間構造をおおむね形成している。ミクロネシア中国友好協会会長代理、ポンペイ州(Pohnpei
state)議会副議長のマッガリー・ミゲル氏は、「北京は誰もが驚かされる都市で、年々大きく発展し続け、科学技術イノベーションと発展の経験を学ぶ上で、国際社会の模範となっている」と述べた。
船に乗って、大運河の歴史文化や生態人文景観を体験している様子
写真提供:北京日報
国際友好関係者たちは船に乗って北運河に沿って川を下り、運河ビジネスエリアや総合交通中枢などの建物を一望した。北運河の岸辺にある北京の「両区(国家サービス業開放拡大総合モデル区、中国(北京)自由貿易試験区)」レセプションホールを訪れた国際友好関係者は副都心が新たな質の生産力に焦点を当て、デジタル経済、現代金融、先進製造などの産業クラスターを重点的に構築する計画および建設状況を詳しく理解した。タイの元副首相で、タイ・中国友好協会会長のコン・タパランシ氏は、副都心は北京の発展を知ることができる一つのモデルケースであり、「政府が合理的かつ先見性のある計画と効果的な管理を通じて、都市の秩序ある成長と拡大をいかに実現したかを示すと同時に、市民がより良い生活を享受できるようになったことを示している」との見解を示した。
北京都市図書館を見学している様子
写真提供:北京日報
2014年、京杭大運河の世界遺産登録に成功した。ここ十年間、北京市は大運河文化ベルトの建設を深く推進してきた。2023年、大運河からインスピレーションを受けてデザインした三大文化施設である北京芸術センター、北京都市図書館、北京大運河博物館が華々しく公開され、副都心の新たな文化ランドマークとなった。国際友好関係者はこれらの場所を視察し、副都心の文化事業の発展状況を詳しく理解した。
国際友好関係者は、「北京副都心の計画建設は印象的であり、活力あふれる中国式現代化発展の道を生き生きと示している」と述べた。
(情報提供:CRI Online)