北京CBDの多国籍企業のエリア本部が120社まで増加

2025-01-15

2024年12月現在、北京CBDの多国籍企業の地域本部が120社まで増加した。全市の約5割を占め、北京市の多国籍企業の地域本部の半数を安定的に占めている。

近年、北京CBDは先進的な国際経済貿易ルールとの整合性を積極的に図り、市場化、法治化、国際化を実現した一流のビジネス環境を全力で構築し、地域の国際競争力を全面的に高めている。今年に入ってから、北京CBDは「本部成長計画」を実施している。本部の経済発展状況の研究とターゲット企業リストの整理を通じて、重点企業を特定し、視察訪問を継続的に展開し、重点企業の能力向上と多国籍企業のエリア本部の認定を進めた。本部経済の飛躍的な能力向上の推進をめぐって、北京CBDは機能性本部、貿易型本部、サービス型本部、金融本部、高成長革新型本部などに対して政策支援を行い、CBDならではの特色を持つマルチレベル、多分野、多方向の本部支援政策体系を構築している。

地域経済の質の高い発展をさらに推進するため、北京CBDは『北京ビジネスセンターエリアの質の高い発展の促進に向けた若干の措置』を制定し発表した。「4+N」グローバル企業誘致体系などの措置を策定し、政策誘導と資金支援を強化し、各種経営主体の活力を引き出そうとしている。また、現代化産業体系を構築し、本部企業の誘致に取り組んでいる。今年9月、グローバルビジネスレセプションホールが北京CBDに正式に設立したほか、本部企業のオフラインのエンパワーメントセンター、セグメントセンター、交流センター、展示センターの構築に着手し、北京CBDの本部経済の能力向上を推し進めている。

今年に入ってから、北京CBDエリア内には丸紅(北京)有限公司、荏原(中国)有限公司など10社が多国籍企業のエリア本部に認定され、その数は前年同期比で150%増加した。

(情報提供:朝陽報)


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