2025年、北京市がさらに2つの地下鉄新路線を開通

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2025-02-16

2025年の北京市軌道交通建設計画が最近発表された。今年、北京市では合計10の路線(区間)で、総延長177.4キロメートルの都市軌道交通路線が建設中である。

地下鉄17号線(工人体育場~十里河)および6号線南延線が初期運営に必要な条件を満たす見込み。17号線は南北を貫く大容量の交通幹線で、南区間と北区間は既に開通している。中区間(十里河~工人体育場)は年内に初期運営の条件を整える計画である。全線が開通することにより、未来科学城、CBD、亦荘新城の駅前地域の経済社会発展が促進される見込み。6号線南延線は、既存の潞城駅から運河東大街を経由し、東小営南駅まで延長される。この延長により、完成後は副都心地域の交通アクセスが改善される予定である。

地下鉄8号線大紅門駅、16号線蘇州橋駅A口、14号線阜通駅B2口および景風門駅バリアフリー口、5号線東四駅A口、6号線東四駅F口など5か所の出入口が今年使用開始予定である。また、地下鉄8号線と10号線は大紅門駅での乗り換えが可能となり、南中軸線地域および北京南部地域の軌道交通ネットワークがさらに最適化される。

今年、地下鉄19号線の第2期北延長線およびその支線、そしてR4線の第1期北区間の2つの新線が正式に建設を開始した。19号線第2期が完成すれば、市の北西部と中心市街地を結ぶ快速通路が構築され、中心市街地北部と平原ニュータウンの発展が促進される。R4線第1期北区間は、管荘路西口駅から燕京橋駅まに至るルートで、この路線が完成すると、中心市街地とニュータウン間の交通連携がさらに強化される。これは国際交流センターの構築、首都空港の陸上交通サービスの向上、そして迅速な軌道交通の発展に重要な役割を果たす。

さらに、北京市では地下鉄3号線第1期(東壩北~曹各荘北)、12号線(東壩北~東壩北街)、22号線、28号線、大興空港線の北延伸、M101線第1期、1号線支線、13号線の輸送能力強化工事(後廠村~天通苑東)など、複数の路線の建設が進行中である。また、副都心線の西延伸部分では土木工事が行われている。

(情報提供:北京日報)

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