北京唯一の5つの路線乗換交通ハブの建設が重要段階に突入 完成後は大興空港までわずか24分

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2025-02-27

北京市豊台区麗澤金融商務区の北区に位置する、麗澤シティエアターミナル総合交通ハブの建設が急ピッチで進められている。同プロジェクトは、地上に都市機能、地下に駅施設が配置された立体構造となっており、シティエアターミナル、乗換・公共サービス、軌道系交通、総合的開発付属施設を一体化した北京で唯一の5つの路線が接続された乗換交通ハブで、地下鉄14号線・16号線・大興空港線に加え、計画中の11号線・麗金線が接続され、乗り換えが可能となる。

完成後は、同交通ハブで搭乗手続きと手荷物の託送を行うことが可能になり、大興空港線に乗れば24分で大興国際空港へ到着できるようになる。さらに京雄(北京―雄安)高速鉄道に乗れば約30分で雄安新区に到着できるようになる。特筆すべきは、このシティエアターミナルには手荷物早期託送システムが導入され、搭乗前日から手荷物を預けることができ、フライト時間に合わせて大興空港線の車両を通じて当日空港まで輸送される。また、周辺には北京豊台駅・北京南駅・北京西駅の3つの鉄道駅があり、飛行機と高速鉄道列車のシームレスな乗り継ぎを実現させる。

計画によると、同プロジェクトの地下部分の主要構造は、今年末に完成する予定。

(情報提供:北京晩報)

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