中国北京市生態環境局はこのほど、「北京市生態環境状況公報2024」を発表した。24年の北京市の微小粒子状物質「PM2・5」の年平均濃度は13年比で65・9%低下し、大気の質が「優良」だった日数は調査開始以来最多の290日となった。大気汚染が深刻な日は2日と、過去最少だった。水環境の質も引き続き改善し、五大水系の河川のうち水質が優良(1~3類)とされる部分が87・2%を占め、過去最高を記録した。