ロボットが車まで出張充電!北京で年内1000台導入予定

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2025-06-08

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北京市内の商業施設やオフィスビルの地下駐車場では現在、新エネルギー車の持ち主がスマホで二次元コードをスキャンするだけで、自律走行型充電ロボットを呼び出すことが可能になり、利用者の買い物中や勤務中に、ロボットが自ら車両を見つけ出し、充電を完了させる。現在、北京の企業が開発した「阿O充電」移動式充電ロボットは、すでに朝陽区「合生匯」ショッピングモールやワールドトレードセンターなど、市内10カ所以上の商業施設やオフィスビルで稼働している。充電料金は駐車場内の固定式充電スタンドと同額に設定されており、関係者によると、この充電ロボットは今年中に北京市内150カ所の駐車場に計1000台規模で導入される予定だという。

「阿O」は充電機能を備えた車輪型ロボットで、地下駐車場内を最高時速5キロで走行可能で、自律型障害物回避機能を搭載しており、20度以上の急勾配も登坂できる。同ロボットは急速充電モードを採用しており、15分間の充電で150キロの航続距離を回復できる。エネルギー貯蔵バッテリーパックには圧力センサーが追加装備され、電池の温度や圧力変化をより迅速に検知できるようになり、安全性能が大幅に向上した。

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複数の車両が同時に充電を依頼した場合、ロボットは各車両の位置情報、バッテリー残量、注文時間、出庫予定時間などのデータを総合的に分析し、充電プロセスの効率化を図っている。

さらに、同ロボットは充電サービスに加え、持ち主の事前承認を得た上で、車両のバッテリー状態を診断・評価する機能も備えている。

関係者によると、同ロボットには「手動操作版」と「完全自律走行版」の2種類が用意されているという。

(情報提供:北京日報)

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