2025年6月5日から12日にかけて、「留学北京」と題する教育フェアがメキシコとブラジルで開催されている。個別相談ブース、専門セミナー、留学政策説明会などのプログラムを通じて、両国の教育関係者や保護者に北京市の優れた教育資源の紹介するもので、北京への留学に関する選択肢の拡充と情報格差の解消がねらいだ。外国人生徒受け入れ資格を有する北京市の教育機関から、教育部直属大学2校、市立大学5校、中学・高校7校の関係者計19名が参加する。
同展は、6月7日にメキシコ国立自治大学工学部棟で開催されたほか、6月10日にブラジルのサンパウロ州立大学高等広告・マーケティング学部での開催が予定されている。
開催期間中は、北京市の教育発展の成果と国際的人材育成システムを紹介するとともに、姉妹校協力による「北京市留学生送り出し基地(原文:北京市生源基地)」の設立など、多様な学校間連携モデルの構築を推進していく。具体的には、大学の指定校推薦制度と高校間交流による優秀な学部生候補の確保、大学間交流の深化による大学院生募集の拡大と交換留学プログラムの充実化などが計画されており、これらを通じた教育協力の質的向上によって、両国間の人的交流を新たな段階へと進めることを目指している。
参加教育機関
北京大学
北京理工大学
首都医科大学
首都師範大学
北京青年政治学院
北方工業大学
北京科技職業大学
首都師範大学第二附属中学
北京市中関村中学
北京市海淀区教師進修学校附属実験学校
清華附中学院路学校
北京市育英学校
清華附中志新学校
北京市第三十九中学
情報提供:漢考国際