国家移民管理局は、2025年11月20日より外国人入国カードのオンライン記入制度を正式に実施した。北京大興国際空港では、パスポートによる認証だけで利用できる無料Wi-Fiサービスが提供されるようになり、外国人訪問者が、到着後速やかにオンラインで入国カードを記入することができるようになり、入国手続きを円滑にした。


写真提供:北京日報アプリ
大興空港到着後、手元のデバイスでWi-fi機能を開き「BDIA-FREE-WIFI」のアクセスポイントを検索接続し、認証ページにアクセスしてパスポートの個人情報ページを撮影するだけで、本人確認が簡単かつすばやくでき、無料Wi-Fiが利用可能になる。さらに、受付番号機によるアカウント認証、WeChatクイックログイン、携帯電話番号認証など、多様な認証方法も用意されている。
同サービスは、入国カードのオンライン記入制度と緊密に連携しており、Wi-Fiに接続した外国人訪問者が、空港に設置されたQRコードを読み取ることで、国家移民管理局の公式プラットフォームにアクセスして記入を完了できるため、入国審査場での待ち時間を効果的に短縮した。
外国人訪問者はWi-Fi接続後、「北京大興空港」WeChat公式ミニプログラムの「多语种入境导览」(多言語入国ガイド)機能を利用できる。ロシア語、英語など複数の言語に対応し、到着(乗り継ぎ)手続き、出国時税還付手続き案内、両替、北京での各種サービスなど、役立つ情報も提供されている。
情報提供:新京報