ICCSDがデジタルと文化の融合モデル事例を発表 北京の複数プロジェクトが選出

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2026-03-29

3月27日、第5回「クリエイティビティ2030」国際フォーラムにおいて、「2025年デジタル環境における文化的表現の多様性の保護及び促進モデル事例」が正式に発表された。革新性、持続可能性、異文化間での再現可能性を兼ね備えたモデル事例40件が選出された。

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同フォーラムは、世界の先進的な実践例を集めるオープンプラットフォームを構築し、テクノロジーの力で世界の文化多様性保護に新たな原動力を注ぎ込むことを目的としている。今回の募集は、ユネスコ『文化的表現の多様性の保護及び促進に関する条約』20周年の世界的な記念行事にも組み込まれている。

今回の事例募集は、テクノロジーによる文化産業の発展支援、文化遺産の保護、無形文化遺産の継承と革新という三つの方向に焦点を当て、中国、エジプト、イタリアなど13カ国から約150件の応募が寄せられた。審査は、国内外の異なる分野から集まった12名の専門家で構成される審査委員会が担当し、革新性、持続可能性、再現可能性を主な基準として、40件のモデル事例を選出した。選ばれた事例は、没入型パフォーマンス、文化遺産のデジタル化、無形文化遺産の継承と革新など、多様な場面をカバーしており、テクノロジーとの融合という顕著な特徴を示している。

科学技術イノベーションの要素と新興産業の応用に満ちたこの大会では、「看我天地中軸(私が見た中軸線)」デジタル文化体験センター、芸雲デジタルアートセンター建設、阿里雲(アリババクラウド)デザインセンター×北京服装学院による『ファッション総合デザイン』革新プロジェクトなど、北京の複数のプロジェクトが選出された。これらは、文化遺産保護、文化産業の発展、産学研連携など多岐にわたる分野にまたがっている。

応募事例からは、デジタル技術が文化分野を活性化させ、過去と未来をつなぐ革新的なかけ橋を築きつつある様子がうかがえる。国際的な科学技術イノベーションセンターであり、全国文化センターでもある北京は、常に科学技術と文化の融合発展を重視し、一連の具体的な措置を通じて、文化的表現の多様性の保護及び促進における中国・北京の責任と役割を世界に示してきた。今後、北京は文化とテクノロジー資源の協同イノベーションの推進、文化産業とデジタルシーンの深層的融合の促進、国際交流と実務協力の深化など、多方面から力を入れ、人工知能(AI)と文化のより深い、より質の高い融合発展を全方位的に推し進めていく。

情報提供:CRI Online 北青網

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