今年のメーデー連休中、北京では観光客受け入れ数と観光消費額がともに過去最高を記録し、文化観光消費の活況ぶりが際立った。北京市文化観光局のデータによると、連休期間中の全市の観光客数は延べ1882万7000人で前年同期比5.1%増加し、観光消費額は223億6000万元で同6.6%増加した。また、インバウンド観光客数は延べ12万8000人で同22.3%増加、インバウンド観光客による消費額は13億8000万元で同22.6%増加した。

メーデー連休中、北京市文化観光局は全市の文化観光資源を統合し、「カラフルなメーデー・北京を満喫」をテーマに、芸術公演や観光名所巡り、科学普及体験学習、トレンドマーケットなど2000件を超える特色ある文化観光イベントを展開した。
また、「都市活力新エリア」における集積効果も現れ始めている。北部では鳥の巣(国家体育館)でのコンサートが熱気に包まれ、南部では麗沢金融商務区で開催された北京国際花卉展が人気の観光スポットとなり、西部では「両園一河」エリアでのeスポーツ大会やウォーターアクティビティが新たな賑わいを生み出し、東部では大運河での水景ショーが華やかに繰り広げられた。全市では計332公演・1684回の営業公演が開催され、興行収入は約2億6000万元に達した。

バンド「五月天(Mayday)」の鳥の巣コンサート会場
また、北京琺瑯廠による「景泰藍(七宝焼きの一種)ハッピーウィーク」、王府井の老舗「盛錫福」による無形文化遺産展示即売会、鳳凰嶺観光エリアでの「京津冀無形文化遺産園遊会」なども開催され、無形文化遺産を活用した消費が新たな人気を集めた。
メーデー連休期間中、北京は「文化・商業・観光・スポーツ・展示会の融合」を主軸として、文化観光業態の深い融合を促進し、多様な消費シーンを創出することで、連休経済に新たな活力をもたらした。

「運上行・水景詩楽」遊覧船 写真提供:北京通州発布
副都心の通州区では、大運河文化観光プロジェクト「運上行・水景詩楽」が人気を博した。観光客は新エネルギー遊覧船に乗り、約50分間のクルーズを通して、光と影を駆使した演出とともに、大運河の千年にわたる水運文化を没入感たっぷりに体験できる。さらに、「密雲区で海を見よう」キャンペーンも話題を呼び、区内60カ所以上の特色あるスポットと連携。自然景観、歴史的建造物、農村レジャー、人気カフェ、地元グルメ、無形文化遺産体験、ホテルや民宿、ハイキングやサイクリングなど、多彩な観光コンテンツを提供した。
ハードコアテクノロジーとロマンあふれる文化観光の融合も注目を集めた。北京市が打ち出した「テクノロジー×工業」をテーマとした観光ルート10選は、航空宇宙科学普及教育基地や小米(Xiaomi)自動車工場などを巡ることができ、知識と娯楽を兼ね備えた体験型観光として人気を集めた。また、北京国際モーターショーには連休期間中だけで延べ45万人が来場し、多くの海外客や北京市外からの観光客で賑わった。
さらに、北京では中心市街地と郊外が連携した新たな文化観光の枠組みも構築されている。初公開された6つの「漫歩北京」カラーウォークミニ観光ルートでは、歴史文化スポットやトレンド発信地、イノベーション拠点などを巡る街歩きが人気となった。加えて、市内初公開となる「緑道・村カフェマップ」では、複数の観光レジャー緑道と129の特色ある農村カフェを紹介し、観光客に多様な休暇スタイルを提案している。
情報提供:「北京日報」WeChat公式アカウント