第30回中国国際歯科器材展示会(Sino-Dental 2026)が6月9日に北京で正式に開幕した。30周年を迎える今回は、「デジタルとインテリジェンスの共生」をテーマに掲げ、約40の国と地域から900社以上が出展し、複数の国が公式パビリオンを設置。世界に開かれた歯科産業・学術交流プラットフォームの構築を目指している。
今回の会場面積は5万平方メートルに及び、歯科診療機器や医療消耗品、スマート口腔ソリューションなど、歯科医療に関わる幅広い製品を網羅しており、世界中から約14万人の歯科医療従事者やバイヤーが来場する見込み。
また、同展では100件以上の学術交流イベントが併催され、口腔インプラント、矯正、臨床補綴、デジタル医療、小児歯科など多様な専門分野を網羅する。環太平洋地域の大学による学術フォーラムや多国間テーマ交流デー、越境ビジネス・貿易マッチング会などの国際セッションも開催され、各国の専門家が最先端の臨床技術や業界動向について意見を交わす。さらに、海外の著名な医学出版社による図書巡回展や学術交流イベントも実施され、歯科医学分野における国際的な研究成果の共有が図られる。
会場内にはイノベーション成果展示エリアが特設され、中国の研究機関による多数の独自技術を紹介する。スマートガイド端末を活用した研究成果の体験型展示が行われるほか、新製品発表エリアでは最新の歯科医療製品が集中的に公開される。
さらに会場では、公益と環境保護の理念を両立させる取り組みとして、子どもの口腔健康支援に関する公益事業マッチングイベントが実施されるとともに、環境配慮型の会場運営を推進し、プラスチックや紙製消耗品の使用削減にも取り組む。同展は6月12日まで開催され、世界の歯科医療業界における産業資源の相互活用と技術協力の発展に引き続き寄与する。
情報提供:国家衛生健康委員会