2026年北京CBDフォーラム年次総会が6月15日に開幕した。会期は3日間。本年のテーマは「開放・新たな質――世界の変局と中国の新たな局面」であり、開幕式及び多国籍企業会議、6つの特色あるセクション、4つのフラッグシップイベント、さらに複数のシリーズイベントで構成される。また、ロンドン、ドバイ、ソウルにサブ会場が設置された。世界五大陸・30の国と地域から約1万人のゲストが参加し、海外からの発言者の割合は50%を超えた。

写真提供:北京日報
会期中は、オンライン海外総合サービスプラットフォームが公開され、オフラインのグローバル化支援センターも発足した。オンライン海外総合サービスプラットフォームは、国別(地域)ガイド、政策・法律、財務・税務ガイド及び海外進出関連イベント情報を統合し、企業の海外展開における全プロセスと関連領域を網羅する情報窓口を構築している。オフラインのグローバル化支援センターは、CBDレセプションホール(銅牛国際ビル)と北京国際科学技術協力拠点(望京留学帰国者起業パーク)を拠点として、企業に対し海外直接投資(ODI)の届出指導、リスク管理、専門的リソースのマッチングなどの総合サービスを提供する。
また会期中は、「北京市ビジネス環境十大行動」が発表され、3つの側面からサービス改善と発展支援を推進するとしている。第一に政府サービスの効率化とプロセスの最適化、第二に登記・登録の規範化及び事前コンプライアンス指導の実施とビジネスネットワーク環境の最適化、第三に改革の深化と「信用+」の応用シーン拡大、産業発展に向けた「全チェーン支援」及び越境貿易の利便性向上である。これらの取り組みを通じて、企業の国際市場への進出を支援するとしている。すでに複数の企業が今年、新たに北京CBDに入居している。
フォーラムでは、北京CBD多国籍企業会議や各国の駐中国大使円卓対話会などの国際交流イベントが多数開催され、多くの多国籍企業トップが中国市場への長期的な確信を表明した。ドイツ商工会議所北京代表処の首席代表であり、在中国ドイツ商工会議所華北・東北地域専務取締役のOliver Oehms氏は、「中国市場は依然としてドイツ企業のグローバル産業チェーンにおける安定の要であり、在中国ドイツ企業の6割以上が投資の継続または拡大を計画している」と述べた。サウジアラムコ・アジア中国エリア総裁のNader Al-Arfaj氏は、「新たな質の生産力は中国の第15次五カ年計画の重点であり、国際協力と外資による投資に新たな機会を創出している。北京はイノベーションと産業化を結びつける上で独自の優位性を持ち、朝陽区は中国の新たな質の生産力を牽引する重要なエンジンとなることが期待される」と述べた。
フォーラムではさらに、北京CBDの国際協力発展に関する成果が発表され、企業の海外展開に関する課題に焦点を当て、ハイレベルの対外開放と国際協力の推進に資する内容が示された。
このほか、会期中には「グローバルビジネスエリア経済貿易協力メカニズム」が調印された。これは世界で初めて複数国のビジネスエリアが共同で発起した企業・投資協力メカニズムであり、第1陣の調印メンバーには中国、フランス、イギリス、カナダ、オマーンなどが含まれる。オマーン・マスカットの加盟により、連合会の中東ネットワークの空白が補完された。
同フォーラムで発足した「グローバルビジネスエリア青年連盟」は、世界の若者に対し、ビジネスエリア・ガバナンス、国際交流、イノベーション実践への参加機会を提供する国際プラットフォームとなる。また、中国及び海外の青年学生20名が参加する「青年都市ガバナンス観察員」は、グローバルビジネスエリアのガバナンスに対して、若者の視点に基づく実証データと革新的な知見を提供する。「グローバルビジネスエリア青年・北京イニシアティブ」もフォーラム期間中に正式発表された。
会期中、エリア内の各主要商業圏では販売促進、公演、テーマ別モーターショーなど多彩なイベントが展開される。市民は「北京CBD之窓」WeChat公式アカウントを通じて詳細情報を確認できる。
情報提供:北京市朝陽区党委員会宣伝部