国際オンラインニュース(記者:胡暁萌)9月15日、ビデオブロガーのセリアさんは、1日の見学を終えた後、「中国には冬季オリンピックを開催する実力がある。素晴らしい大会がきっとすぐに世界各国の目の前に呈するだろう」としみじみに語った。

同日、「“大V”がゆく北京冬季五輪テーマツアー」に参加したビデオブロガーたちは、北京市から高速鉄道G8811に乗って張家口市崇礼区に移動し、冬季オリンピック選手村、雲頂スキーパーク、国家スキージャンプセンターなどを訪れ、見どころ満載な施設を楽しんだ。

冬季オリンピック選手村:美貌と知恵の集まり

ブラジルのビデオブロガー・Cymyeさんは、冬季オリンピック選手村を見学した後に「外観が美しく、緑化もきちんと整備されていて、気心地がよい」と讃えた。

スマートベッドを体験するCymyeさん 撮影 胡暁萌

Cymyeさんにあっと言わせるのが、冬季オリンピック選手村が“美貌”ぼ持ち主だけでなく、マンション室内のデザインにスマート感もたっぷりとのことだ。グリーンオリンピックの理念に基づき、さらに冬季オリンピックのニーズに応じようと、冬季オリンピック選手村にはスマートベッド、スマートセキュリティーシステムなど一連のスマートアプリケーションが装備されており、オリンピック選手にエコで、テクノロジー感あふれ、住み心地がよい空間の提供を目指している。

「部屋のドアは高品質の防音ドアで、寝室のベッドはスマートに調整でき、選手たちがより快適に住めるように整えている。また、部屋のスマートセキュリティーシステムには多くの機能がついていて、システムが安全を確保し、万が一の時に自動的に警報を発するもできるなど」、こういった先端的技術に目を見張ったCymyeさんは「あまりにもスマート化で、便利で本当にびっくりした」と語ったのだ。

雲頂スキーパーク:自然の持続可能、世界の発展

既存のスキーパークをスキーボードとフリースタイルスキーの競技場に改造した雲頂スキーパークは、北京冬季五輪における7つの雪上競技会場のうち唯一の特別な存在だ。雲頂スキーパークは持続可能な会場デザインコンセプトにより、オリンピックイベントや会場の長期的な運営を目指している。

雲頂スキーパークについて説明を行うスタッフよとそれを聞く外国人“大V”たち 撮影 胡暁萌

「冬季オリンピック会場の基準を満たすよう、既存資源を適切に活用して、競技会場に整えるやり方はとても賢いだ」、「これでスキーパークが使われずに放置されて資源が無駄になることはない」とセリアさんはこう語った。

「雪如意」:その名の通り、文化の伝承を果たす

「雪如意」の前で記念撮影をする外国人“大V”たち 撮影 胡暁萌

「デザインがとてもすてき。中国にはいつも驚きいられるんだ」と国家スキージャンプセンターを訪れたあと、セリアさんはこう言った。国家スキージャンプセンターは中国で初めて国際基準に達したスキージャンプ会場であり、張家口市にある冬季オリンピック複合施設の競技会場の中でも工事規模が最も大きく、技術的レベルが高い施設として知られる。中国の伝統的な飾りである「如意」の形をしていることから、「雪如意」と親しく呼ばれている。「国家スキージャンプセンターは剛と柔を見事に融合し、またそこに技術、美学、伝統文化の要素をも取り入れて本当に見事だ」とセリアさん。

「雪如意」のライトショー 撮影 楊斌

「現代の美的センスを保ちながら中国らしさも備えた会場デザインは非常によくできた」とエジプト出身のビデオブロガーである王慕林さんは述べた。また、このデザインは「中国の伝統文化を継承すると同時に発信もできる」という。

雲頂スキーパークでビデオを撮影するロシア出身のビデオブロガー・Denisさん 撮影 楊斌

同日、外国人“大V”たちはさらに太子城の氷雪町や張家口市の山地プレスセンターに足を運んだ。ロシア出身のビデオブロガー・Denisさんは、「張家口市が冬季オリンピックの準備に力を入れていることを実感し、2022年の冬季オリンピックが素晴らしい大会になることが間違いない」と語った。