北京地下鉄17号線北区間が2023年末に開通する予定で、未来科学城北駅から工人体育場駅までわずか31分で到着し、回龍観・天通苑地域の交通渋滞が緩和されることが期待される。
太陽宮駅には開通後、スマートサービスロボットが配置される予定だ。ロボットは乗客を駅構内の指定場所まで案内し、乗客のよくある質問に答え、駅構内図および駅周辺地図などの情報を乗客に提供することができる。
文字サイズを拡大したことで、より見やすくなった地下鉄17号線北区間の駅構内の標識
太陽宮駅構内のベビールーム
各駅に親子で利用できるトイレが配置された地下鉄17号線北区間
地下鉄17号線北区間は開通後、1日平均乗車人数が延べ15万8000人ほどになると予想される。未来科学城北駅近辺の住民は17号線北区間を利用すると、工人体育場駅までわずか31分で到着でき、車移動に比べ約30分節約でき、バスから地下鉄に乗り換える場合に比べ約90分節約できる。
路線通りに列車の試運転が行われている地下鉄17号線北区間
地下鉄天通苑東駅
天通苑東駅は回龍観・天通苑地域の交通を支える重要な駅として、1日の乗車人数が延べ3万3000人、ピーク時は1時間あたり延べ1万4000人に達する見込みだ。同駅の駅舎面積は7000平方メートルで、エレベーターは8基で、出入り口は5カ所設置されている。うち西側にある3つの出入り口は、コミュニティビルの下に設置され、市民は居住区を出たらすぐに駅に着くことができる。
手話研修を受ける地下鉄17号線の駅員たち
写真・情報提供:新京報