新中国成立75周年祝賀行事の重点エリアにおける花の配置作業が9月25日をもってすべて完了した。北京市長安街沿いの建国門から復興門までの区間に入念に設計された立体花壇10組が配置され、繁栄・発展する中国、そして人民が安穏に暮らす中国式現代化の新たな一章を描き出している。
建国門の北西角にある「普天同慶(天下の人々が共に祝う)」をテーマにした花壇は、赤旗をメイン景観とし、花火や白鳩などの要素を取り入れている。
東単の北東角にある「創新中国(イノベーティブな中国)」をテーマとする花壇は、月探査プロジェクトの嫦娥6号による月の裏側からのサンプル採取および深海資源探査の場面をデザインに採用し、宇宙強国・科学技術強国を建設した中国のもう一つのシンボル的な成果を展示している。
東単の南東角にある「大美中国(美しい中国)」をテーマとする花壇は、中国の青々とした山と清らかな川をデザインに採用し、岳陽楼、万里の長城、ドラゴンボートなどの要素を取り入れ、美しい中国の構築に向けた取り組みの成果を体現している。
東単の北西角にある「開放中国(対外開放を後押しする中国)」をテーマとする花壇は、「一帯一路」などの重要な国際活動により収めた成果をデザインに取り入れ、世界の発展に中国の知恵を提供する開放的な中国を体現している。
東単の南西角にある「健康中国(健康的なライフスタイルを提唱する中国)」をテーマとする花壇は、全国民のフィットネスや運動をサポートする緑道をデザインに採用し、「健康中国」の構築を全面的に後押しする姿勢を表現している。
西単の北東角にある「花園郷村(幸せに暮らせる農村)」をテーマとする花壇は、新時代の「花園郷村」をデザインに採用し、村人たちが安穏に暮らす幸せな生活の様子を体現している。
西単の南東角にある「花園園区(自然と共生する産業団地)」をテーマとする花壇は、科学技術産業団地をメイン景観とし、スマートロボット、無人配送車などの現代科学技術を表現すると同時に、自然と共生する科学技術産業団地の快適な環境を体現している。
西単の北西角にある「花園商圏(自然と共生する商圏)」をテーマとする花壇は、首都の「花園商圏」をデザインに採用し、モデル、展示陳列、セールなどの要素を取り入れ、人民の獲得感と幸福感を高めるグリーンなビジネス環境を体現している。
西単の南西角にある「花園社区(自然と共生するコミュニティ)」をテーマとする花壇は、「花園社区」づくりをデザインに採用し、首都を空青く水清らかな、調和のとれた住みやすい花園都市を目指す姿勢を表現している。
復興門の北東角にある「千帆競発」をテーマとする花壇は、波に乗る帆船をメイン景観とし、中国の人々が美しい未来へ向かう姿勢を表現している。
(情報提供:首都之窓 撮影:王新)