7月1日、北京市西城区で『中軸西望-時間の中の無形文化遺産』ルート体験イベントが開催された。同イベントは、「中軸西韻」「中軸西芸」「中軸西学」「中軸西品」の四つのテーマで構成される。

ルート1:中軸西韻 代々受け継がれてきた北京スタイル

興味があるなら、老舎茶館で鼓曲を鑑賞したり、正乙祠劇楼で昆曲の芸術を味わってみたりしてはいかが?六必居の本場の北京料理や、瑞蚨祥の中国風衣装、内聯昇の千層底(布を何層も重ねた靴底)が縫い付けられた布靴も体験しよう。

体験スポット:六必居-瑞蚨祥-内聯昇-老舎茶館-正乙祠劇楼

ルート2:中軸西芸 北京ならではの芸術を守ろう

「中軸西芸」ルートでは、蝋果(ろう細工の果物)製作、中国武術の「八卦掌」、「古籍修復」が体験できるほか、扇子の名作を鑑賞したり、一得閣で墨の誕生を学んだり、戴月軒で湖筆を作ったりすることができる。

体験スポット:劉秀華蝋果工房-北海公園-八卦掌博物館-中国書店-一得閣-宏宝堂-戴月軒

ルート3:中軸西学 匠の技で無形文化遺産を受け継ぐ

「中軸西学」ルートでは、凧づくりや、栄宝斎で木版画技法の「木版水印」を体験したり、天橋芸術ビルで北京の影絵芝居を見たりすることができる。また、友人へのお土産に北京伝統の兎児爺(ウサギをかたどった泥人形)を買ってみてはいかが?

体験スポット:郭守敬記念館-万寧橋-王赤峰凧芸術の家-栄宝斎-北京伝統の兎児爺-天橋芸術ビル-天橋印象博物館

ルート4:中軸西品 舌で味わう北京

「中軸西品」ルートをたどって本場北京の小吃を食べに行こう。正興徳のジャスミン茶、豊沢園の山東料理、倣膳飯荘の清朝宮廷料理、柳泉居の北京料理……また、護国寺小吃も見逃せない。

体験スポット:

護国寺小吃-倣膳飯荘-天福号-桂香村-柳泉居-正興徳-豊沢園-張一元

(写真・情報提供:「北京西城」WeChat公式アカウント)