11月2日、「超古代熱河―中生代重要化石発見特別展」が国家自然博物館で開幕し、131点(うち130点はタイプ標本)の貴重な化石が展示された。展示期間中、国家自然博物館の研究者は展示ホールで「標本とふれあい」という特別ガイドサービスを提供する。同展は12月3日まで。
化石を見る来場者
「熱河」は過去に中国で存在した省の1つで、河北省北部、遼寧省西部、内蒙古自治区の東部地区が含まれていた。熱河地区では、中生代の地層が非常に発達しており、多種多様な古生物の化石が保存されている。同展では、熱河地区の珍しい中生代化石に初めて焦点を当て、超古代の熱河地区の生物群の多様性と独自性を示している。
前期白亜紀の錦州龍を見る来場者
前期白亜紀の凌源市の中国水生蜥
後期ジュラ紀の中華ジュラ獣
前期白亜紀の鳥の化石
前期白亜紀の奇異な神䗛(ナナフシ)
(写真・情報提供:新京報)