一．学校の選択

北京市では、外国人の子どもは外国人子女学校と一般の小・中学校への入学申請を行うことができます。

1．外国人子女学校

現在、市内には朝陽区、海淀区、順義区の3つの行政区に16校の外国人子女学校があります（学校リストは文末の添付資料をご参照ください）。これらの学校は幼稚園から高校までの各レベルの教育をカバーする国際的なカリキュラムを開設しています。

2．一般の小・中学校

一般の小・中学校では、外国人生徒は中国人生徒と同じように、学校のすべての教育・指導活動に参加します。学校リストは区の教育行政部門の公式ホームページで確認できます。

二．申請方法

1．外国人子女学校への入学申請

直接学校にお問い合わせの上、学校の要求に応じて申請書類を提出してください。

2．一般の小・中学校への入学申請

(1)小学校・中学校

北京市教育委員会のウェブサイト（http://jw.beijing.gov.cn/）をフォローし、所定の期間内（毎年5月。詳細は市教育委員会が発行する通知に従ってください）に北京市義務教育入学サービスプラットフォーム（yjrx.bjedu.cn）にログインすると、各学校の情報、テクニカルサービスの電話番号、各区の政策相談の電話番号などの情報を検索することができます。具体的な質問については、居住地の所在区の教育委員会に問い合わせることができます。

(2)高等学校

具体的な質問については、直接学校に問い合わせることができます。

三．一般の小・中学校での就学に関する事項

1．保護者について

外国人生徒が本市の学校に在籍している期間中に、その親が本市に常住していない場合、生徒の親は、監督保護者として本市に常住する外国人又は中国人に正式に委任し、公証又は認証を受けた生徒の出生証明書、監督保護者委任状を提出するものとします。更に、委任を受けた監督保護者は本市で声明書の公証を取得しなければなりません。

2．ビザと在留証明書について

中国大陸部以外に在住する外国人が本市の学校に入学申請を行う場合、入国前に教育を受ける期間に基づき、国籍の所在国又は在住国の中国大使館・領事館又は中国の外交部（日本の外務省に相当）が委託した海外駐在機関に「X1」又は「X2」ビザを申請しなければなりません。長期教育を申請する場合は、規定に基づいて教育行政部門に届出を行ったことを示す証明と学校が発行した合格通知書等の書類（18歳以上の場合は「外国人健康診断書」が必要です）を提出し、「X1」ビザを申請するものとします。短期教育を申請する場合は、規定に基づいて教育行政部門に届出を行ったことを示す証明と学校が発行した合格通知書等の書類を提出し、「X2」ビザを申請するものとします。

その他のビザ、滞在証明書又は非就学類在留証明書を持つ本市在留外国人が、本市の学校で長期教育を受けるため入学申請を行い、かつ就学類ビザの発行条件を満たす場合、教育行政部門に届出を行ったことを示す証明と学校が発行した合格通知書等の関連書類を持参の上、北京市公安機関出入国管理部門に就学類ビザの発行・更新の申請を行わなければなりません。

外国人生徒の持つ就学類ビザに入国後在留証明書の手続きが必要である旨が明記されている場合は、入国日から30日以内に北京市公安機関出入国管理部門に就学類外国人在留証明書の申請を行い、要件に基づいて受入れ先の学校が発行した合格通知書と教育を受ける期間が明記された入学証明書等の書類を提出しなければなりません。

外国人生徒は、滞在期限の延長を希望する場合、ビザに明記された滞在期間満了日の7日前までに北京市公安機関出入国管理部門に申請を行い、要件に基づいて関連書類を提出しなければなりません。

外国人生徒は、就学類外国人在留証明書の在留期限の延長を希望する場合、在留証明書に記載される在留期間満了日の30日前までに北京市公安機関出入国管理部門に申請を行い、要件に基づいて関連書類を提出しなければなりません。

添付資料

北京市外国人子女学校リスト