ケリー・ブラウン氏

Online News Center of Beijing Forum on SRPC
2026-10-16

10月13日、オーストラリア・パースにあるエディスコーワン大学ビジネス・ロースクールの名誉教授、ケリー・ブラウン氏は、「2026年北京市『市民相談への即時対応』改革フォーラム」の閉幕式で、同改革は政府、企業、コミュニティの連携を促進し、コミュニティのガバナンス能力を高めることで、より包摂的なコミュニティの発展に向けた有益な試みとなっていると述べた。

同氏は、協働型ガバナンスは、政府が市民の要望に効果的に応えられるかを検証するうえで、重要な視点の一つだと指摘した。市民相談への即時対応では、多様な主体が、地域の課題についての協議から、施策の実施、サービス提供に至るまでのプロセスに参加する仕組みが整えられており、その中でもコミュニティの能力構築が重要な鍵となると説明した。具体的には、コミュニティのメンバーの知識や技能を高め、ガバナンスへの参加意識や責任感を育むことで、住民と政府が共通の目標に向かって協力することが可能になると述べた。また、デジタル技術の活用は、住民参加の機会を広げ、ガバナンス能力の向上やサービスの革新につながる新たな可能性をもたらすと指摘した。

さらに同氏は、良好なコミュニティ・ガバナンスを実現するためには、住民が計画の策定だけでなく、その実施にも参加することが重要だと強調した。市民相談への即時対応の取り組みは、ガバナンスの視点を広げるものであり、「自宅前の道路の陥没を修繕してほしい」「自宅の水漏れを解決してほしい」といった個別の要望への対応にとどまらず、より暮らしやすく、より包摂的なコミュニティの実現を目指す方向へと発展していると指摘した。

また、コミュニティのガバナンスで成果を上げるには、効果的なコミュニケーションに加え、コミュニティのニーズや利害に関わる要望を十分に理解し、参加者の帰属意識や責任感を高めることが重要だと指摘した。さらに、デジタル技術、多様な主体の参加、公共サービスを効果的に連携させることで、政府の対応力を高め、コミュニティの共同発展を促進できると述べた。

情報提供:2026年北京市「市民相談への即時対応」改革フォーラム

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