1949年に創設された国際関係学院は、北京市海淀区中関村科学技術園区内にあり、頤和園の東部、円明園公園の西部に位置しています。
20世紀50年代、国際関係学院は全国に先駆けて現代外国語学習に重きを置く教育法を考案し、1964年には全国重点大学に指定され、1981年に、同学院は修士の学位を授与することのできる機関の第一弾として認可され、1983年には、率先して外国語学校から総合大学への転換を実現させました。
国際関係学院は国際問題と外国語に教育・研究の重点を置き、2つの学院と5つの学部を設けています。学部教育では、国際政治、国際経済・貿易、英語、日本語、フランス語、コミュニケーション学、法学、情報管理および情報システム、公共管理、行政管理といった10専攻を設けています。
また、国際関係学院は外国人留学生に対する教育活動を展開する権限を有しており、アメリカ、日本、フランス、デンマークなどの国々の大学と教育協力や学術交流を行っています。同学院では秋・春・夏の3学期制を実施しており、夏学期には主に外国から招致された教員による講義が行われます。