7月9日から18日まで、「鼓嶺縁」中米青少年合唱ウィークが福州市と北京市で開催された。イベント期間中、中米の青少年たちは合唱による交流、異文化訪問、インタラクションを通じて、中国伝統文化の魅力と現代発展の活力を深く体感した。7月15日、米国ブリガム・ヤング大学の精鋭合唱団と女子合唱団からなる約100名の教師や学生が故宮および中国無形文化財館を訪れた。

インタビューに応えるブリガム・ヤング大学音楽教授ブレント・ウェルズ(Brent Wells)氏
これまで何度も団体を率いて北京を訪れているブリガム・ヤング大学音楽教授のブレント・ウェルズ氏は、「中国の人文、建築、歴史に深い印象を受けました」と述べ、学術交流の深化を進めたいとの意向を表明し、教授の相互訪問などの協力モデルを積極的に模索し、文化教育分野における両国間の交流と融合を深めていきたいと語った。
北京訪問について語る合唱団メンバーたちは興奮を隠せない様子だった。初めて北京を訪れたエマ(Emma)さんは北京のすべてに好奇心を抱いているようで、彼女の目に映る北京は「活気に満ちた、生き生きとした」都市で、豊かな歴史と文化に魅了されたという。「北京の大学を見てみることを強くお勧めします。本当に素晴らしいですし、北京の人々もとても親切です。素晴らしい機会が多いと思います」と述べた。
博士号取得後に中国で教授となり、多国間文化交渉を研究することを夢見るアレックス(Alex)さんは、「北京は他に類を見ない、現代と伝統が融合した街」だと語り、北京の食文化、建築、文化が強く印象に残ったという。北京大学のキャンパスを訪れた彼は、教育が故郷とは全く異なると感じたようで、今回の北京訪問で自分のキャリアプランを確信し、文化・学術面からこの街をいち早く深く知りたいと語った。

北京での体験を共有する合唱団の一部メンバー
イベント現場で、学生たちは故宮などの名所旧跡を訪れた際の感想や、北京で一番好きなご当地グルメなどを共有した。彼らの目には北京が「広大で自由」に映り、多くの学生が北京での留学に興味を示し、この街でさらに学習する機会を探りたいと語った。
(情報提供:CRI Online)