2025年サービス貿易交易会 教育テーマ展 - 5つの見どころを紹介

japanese.beijing.gov.cn
2025-09-05

2025年中国国際サービス貿易交易会が9月10日から14日まで北京で開催される。その9大テーマ展のひとつ「教育サービステーマ展」は、「AI教育+」「双方向留学」、大学の科学技術成果の実用化などの教育サービス貿易の重要分野に焦点を当て、北京の教育サービスにおける最先端の成果とモデル事例を展示する。このテーマ展の見どころは何か?一緒に見てみよう。

800.jpg

見どころ1
「AI教育+」展示エリアは今年の注目を集める分野となり、AIを教育に深く取り入れた革新的な事例が披露される。市教育委員会が2025年に育成し始めた「京娃(ジンワ、北京っ子を意味する愛称)」シリーズの7種類のAIエージェントが初登場。その中から今回は特に、「京小健(ジンシャオジエン)」は体育・芸術教育(美育)・栄養・健康などのデータを統合し、学生の心身健康の個別モデルを提示する健康サポーター、および「京小壮(ジンシャオヂュアン)」は休み時間の運動・読書・質疑対応・安全管理・運動・環境モニタリングを集約した「15分パートナー」として紹介される。

見どころ2
今回は大学地域技術移転・実用化センターの専門エリアを新設。地域の強みを活かした産業に焦点を当て、一流大学のイノベーションを結集し、研究成果が迅速に市場に進出することを後押しする。海淀区はAI、房山区はグリーンエネルギー分野に注力し、現場でワンストップのマッチングサービスを提供。

見どころ3
「双方向留学」展示エリアは「世界の教育資源を集めたスーパーマーケット」とも呼べる存在。「留学北京」ブランドはプロモーション・募集から育成・就業までを一括してサポートし、語学研修、学校申請、金融決済、学歴認証、インターンシップ、就業までワンストップで対応する。

見どころ4
会期中には、教育サービステーマ展の開幕式、AIと教育をテーマにしたフォーラム、双方向留学産業協力フォーラムなど多彩な会議・イベントも開催される。

見どころ5
教育分野の新しい消費と需要に応える形で、AI駆動による教育新消費フレームワークを発表。「京娃」シリーズAIエージェント、「首都教育の新地図」、AI教材製品、AI教育応用アプリケーション、「留学北京」サービス案といった5つの「北京サービス」代表事例を厳選して紹介する。

情報提供:首都教育

関連書類