このコースは緑色作物生産における「持続可能な作物システム」理論が果たす中核的な役割に焦点を当て、作物構造・機能・養分吸収および利用における持続可能なメカニズムの役割について議論し、持続可能な発展に的を絞った評価および計画を行い、持続可能な農業のグリーン発展を後押しする。午前のコースはテーマ報告とディスカッション、午後はグループによる課題実践をメインとし、学生らは栽培システムにおける持続可能な発展の課題をめぐり、農学・生態学・社会経済学など多角的な視点から解決策を提案する取組を行う。コースの成果は「持続可能な作物生産国際シンポジウム」（7月9日～10日・北京）で発表され、中国および海外の専門家や学者と連携してハイレベルな学術論文誌で先駆的な論文として発表され、持続可能な作物生産の主な進展と将来の展望を総括する。また、期間中は甘粛省武威市・張掖市の間作示範田と長期定位試験場、敦煌莫高窟と鳴沙山月牙泉を現地訪問する。

費用に関して、中国本土での生活費・校内宿泊費・総合医療保険料・授業料は中国政府奨学金の基準に基づいて給付され、その他の費用は自己負担となる。

申込期間：4月25日～5月25日まで

申込方法：http://apply.cau.edu.cn

情報提供：中国農業大学