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2022-08-24  |  

北京市門頭溝区雁翅鎮北部深山区の馬套村に位置する南石洋大峡谷は、2008年に北京市森林公園に指定された。計画面積は2123.8ヘクタール、林地面積は1939.2ヘクタール、主峰は標高1548メートル。2022年8月13日、大峡谷は正式に一般開放された。

現在、天王塔、羅大天、懸棺、一線天、天井、黒龍潭などの観光スポットが開放されている。

南石洋大峡谷の入口 撮影 周懐宗

峡谷内の植物 撮影 周懐宗

大峡谷は東西に広がり、1つの峡と9つの谷を有しており、全長約20キロメートル余り。峡谷の一番広いところは10メートル前後で、一番狭いところは車一台が通れるほどの幅しかない。

大峡谷を俯瞰 撮影 周懐宗

狭い峡谷の道 撮影 周懐宗

一線天の内部 撮影 周懐宗

一線天は峡谷の南側に位置する割れ目で、南へ延々と延びている。入口は比較的広い谷あいにあり、割れ目から流れる水が入口付近に集まって淵が形成されている。

淵の周辺には通路が建設され、観光客は通路に沿って一線天の奥まで行くことができる。一線天の幅は非常に狭く、見上げると一線の光しか見えない。一線天から少し離れたところに「天井」があり、「天井」のスペースは広く、見上げると四角形の空が見える。

一線天 撮影 周懐宗

天井 撮影 周懐宗

通路の下の水路に沿って進むと、途中数カ所に淵があり、そのうち一番大きな淵は黒龍潭と称されている。

一線天の内部にある黒龍潭 撮影 周懐宗

黒龍潭 撮影 周懐宗

峡谷の中には円筒形の峰があり、底部は峡谷の中央に位置し、両側の山壁とはつながっておらず、独立した峰を形成しており、「天王塔」と名付けられている。峡谷に入って8キロほどのところにあるのが、「宛平県抗日政府跡地」だ。

  

峡谷にある革命跡地 撮影 周懐宗

「天王塔」 撮影 周懐宗

(情報提供:新京報)