北京市内の公園で3月12日、遊覧船の運航が正式に始まった。船上からでしか味わえない景色を堪能しよう。
写真提供:視覚中国
頤和園
この有名な皇室ゆかりの庭園には19の埠頭があり、電動ボートや美しい装飾が施された画舫(絵で彩られた遊覧船)など、約300隻が稼働する。遊覧船のルートは、園内の人気スポットや主要観光コースをほぼカバーしており、春には桃の花、夏にはハスの花、秋には紅葉を楽しむことができる。
北海公園
園内には11か所の埠頭があり、古代風の船、ハス遊覧船、摇橹船(手漕ぎボート)など10種類以上全400隻以上の遊覧船がある。3月中旬には山桃の花を鑑賞することができ、4月中旬には西岸のハナカイドウを楽しむことができる。7月には、摇橹船に乗ってハスの花を鑑賞することができるほか、五龍亭や白塔などの古建築も見学することができる。
陶然亭公園
園内には全部で2つの埠頭があり、イルカ船(イルカのキャラクターを模した船)、オシドリ船、電動ボートなど合計200隻以上の遊覧船がある。ここでは、澄み渡った湖面の上でボートを漕ぎながら、美しい春の景色を満喫しながら、姉妹亭や湖心亭などの建築物が醸し出す独特の風情を堪能することができる。さらに、陶然亭などの名所旧跡も楽しむことができる。
紫竹院公園
園内には全部で4つの埠頭があり、フラミンゴ船、クラシックカーを模した船、アヒルボートなど合計160隻の遊覧船がある。また、摇橹船にも乗ることができる。現在、園内ではオウバイ、桃の花、ハクモクレンの花が次々と咲き始めており、春の訪れを感じられる風景が広がっている。船に乗って、湖面に映る春景色を満喫しよう!夏には、ボートでハスの花が咲く渡し場を巡り、ハスの池の夏景色を眺めることもできる。
玉淵潭公園
園内には全部で4つの埠頭があり、アニメキャラクターを模した電動ボートやペダルボートなど、合計570隻以上の遊覧船がある。玉淵潭公園では、春には桜が咲き乱れ、夏にはハスの池に月が映り、秋には紅葉が公園を彩り、冬には静かな雪景色が広がり、四季折々の美しい景色が楽しめる。
(情報提供:北京市公園管理センター)
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