「シティウォーク」が楽しめる魅力的なスポットが新たに加わった。2023年版の「北京の最も美しい胡同・路地」ランキングが正式に発表され、鐘楼湾胡同(フートン)、柳荫街、ガーデンスタイルの路地の文慧園路など10か所の胡同・路地がランクインした。
1.東城区東不圧橋胡同
東不圧橋胡同の全長は591.3メートル。この胡同は四合院(中国の伝統的家屋建築)が集まった集落で、玉河故道、東不圧橋胡同南口西側の玉河庵などの歴史的景観を有する。
2.東城区西草市街
南中軸線と隣接する西草市街は、北側部分が百年の歴史を持つ「芝居衣装の街」で、南側部分は主に住宅街である。
3.東城区鐘楼湾胡同
古い鐘鼓楼のふもとに位置する鐘楼湾胡同は、鐘鼓楼文化広場に隣接し、高齢者ケアセンターなどのサービス施設も設置されている。
4.西城区爛縵胡同
全長約330メートルの爛縵胡同には、古都北京で「吉祥」の象徴とされる緑の植物やアーバンファーニチャーなどを設置することによって、胡同の質を向上させている。
5.西城区柳蔭街
柳蔭街は全国的に有名な「双擁共建(解放軍を擁護し、軍人の家族を優遇し、国および各級人民政府の政策と法令を擁護・支持し、人民を大切にし、軍民共同で社会主義精神文明を構築する)」モデル路地であり、ここの風景と文化が融合して、独特な景観をつくり出している。
6.朝陽区央美西街
央美西街は「美育ロード」を通じて文化展示エリア、レジャー・娯楽エリア、イベント・ステージエリア、待合エリアの4つの機能エリアとつながっている。
7.海淀区文慧園路
文慧園路は中国映画資料館、「小西天」牌楼など複数のスポットを基点に、「現代」、「コミュニティー」、「映画」、「門戸」の四つのテーマに沿った路地をつくり出している。
8.通州区北苑北路
北苑北路には憩いの街角公園2カ所と立体的な緑化ウォールが新設され、道路の北端には憩いの回廊とベンチが設置され、「ミニポケットガーデン」もつくられている。
9.昌平区昌盛小街
「昌盛小街」は以前、介山路と呼ばれ、600年以上の歴史がある。現在、この通りには600個の赤レンガで「介山」という漢字2文字が形づくられており、介山コミュニティーの根源と呼応している。
10.延慶区永寧古城北街
永寧北街の街頭には延慶区の文化的特色のあるアーバンファーニチャーが設置され、市民のレジャー、フィットネス、レクリエーションといったニーズに応じるため、周辺にはポケット公園3カ所が配置されている。
(写真・情報提供:北京日報アプリ)