4月23日の第11回「中国宇宙の日」にあわせて、中国初の月の裏側探査をテーマにした没入型の宇宙科学普及展「星辰の足跡―月の裏側との約束」が、中国科学技術館で開幕した。同展は、貴重な宇宙開発の実物資料と大規模空間でのVRによるSF体験を深く融合させた、中国初の革新的な科学普及プロジェクトである。

実物展示エリアでは、中国が独自に開発した新型高靱性鋼「嫦娥鋼」やロケットエンジンなど、国宝級とされる宇宙開発関連の実物展示品を多数公開している。高精細な図版や活動記録映像、高精度の宇宙機モデルもあわせて展示し、中国の月探査プロジェクトの発展の道筋を体系的に紹介するとともに、宇宙開発活動の背後にある科学的原理と核心的技術のブレークスルーを解き明かす。
さらに、実際の月探査データをもとに制作されたVR科学普及SFドラマが今回初めて一般公開されている。体験者は一人称視点で2049年の月南極基地「天枢」へと「タイムスリップ」し、ロケットの打ち上げや宇宙遊泳、有人月面着陸といったプロセスを疑似体験できるほか、隕石衝突や宇宙線、太陽嵐などの迫力ある演出も体感できる。
同展は4月24日から8月16日まで、中国科学技術館の短期展示ホールで一般公開される。観覧は同館の公式サイトおよびWeChat公式アカウントを通じて事前予約が可能。
情報提供:新京報