第16回「長城友誼賞」の授賞式及び座談会が2月23日に首鋼パークで開催され、北京市の発展に顕著な貢献をした外国人15人が同賞を受賞した。
座談会で、受賞者らは近年の北京の経済・社会発展の成果を高く評価し、北京の質の高い発展と中国国内外の交流・協力を後押しするために引き続きさらなる貢献をしていくと表明した。また、受賞者らは各自の業務分野に据え、イノベーションチェーンと産業チェーンの深い融合の促進および地域経済一体化レベルの向上、基礎研究における国際協力の促進および世界が抱える重大な課題への共同対応、人的・文化的交流と相互参照の促進および世界文明「百花園」の共同繁栄といった3つのテーマをめぐって発言し、意見や助言を提供した。
「長城友誼賞」は、北京在住外国人に授与される北京市唯一の賞で、最高の栄誉であり、1999年の設立以来、計32カ国の外国人221人が受賞している。
第16回「長城友誼賞」受賞者
1.Carl-Alexander Scheef氏(ドイツ)
バイエル医薬保健有限公司バイスプレジデント
2.Karl Deppen氏(ドイツ)
ダイムラートラックホールディングス管理委員会メンバー、ダイムラー(中国)商用車投資有限公司取締役会長
3.Nathan Richard Stoner氏(アメリカ)
カミンズ社グローバル・バイスプレジデント、カミンズ(中国)投資有限公司取締役会長
4.Juergen Peter Schmitz氏(ドイツ)
ERGO(中国)企業管理有限公司最高経営責任者
5.Joseph Knighton Hoskin氏(アメリカ)
北京国際リゾート有限公司テーマパーク・リゾート管理分公司エグゼクティブ・バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー
6.Sergio Cecotti氏(イタリア)
北京雁栖湖応用数学研究院研究員
7.Mark Van Loosdrecht氏(オランダ)
北京建築大学客員教授、オランダ・デルフト工科大学教授
8.新井 健生氏(日本)
北京理工大学教授、北京市スマートロボット及びシステム・アドバンスド・イノベーションセンター首席専門家、国際建設ロボット学会創始主席
9.Antonius Bisseling氏(オランダ)
北京農学院特別招聘教授・首席科学顧問、オランダ・ワーヘニンゲン大学教授
10.Francesco Faiola氏(イタリア)
中国科学院生態環境研究センター環境化学及び環境毒性学国家重点実験室幹細胞毒性学研究グループリーダー
11.Wong Tien Yin氏(シンガポール)
清華大学バイスプロボスト、清華大学医学部主任
12.Matthias Korell氏(ドイツ)
首都医科大学附属北京産婦人科病院客員教授、ドイツJohanna Etienne病院医療院長・産婦人科主任
13.Sten Vermund氏(アメリカ)
首都医科大学名誉教授、イェール大学公衆衛生学部感染症学(病原体疾患)教授・医学部小児科学教授
14.Laszlo Vajda氏(ハンガリー)
首都体育学院(北京国際オリンピック学院)教授・上級専門家
15.Vladimir Malakhov氏(オーストリア)
北京舞蹈学院教授
(写真・情報提供:北京日報社「識政」WeChat公式アカウント)