「映像で見る中軸線」と題した映像展が開幕

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2025-08-12

「映像で見る中軸線」と題した映像展が8月7日に北京市規画展覧館で開幕した。同展は異なる視点や撮影技法を通じて、現代写真と歴史映像を融合させ、写真とオリジナル動画を組み合わせることによって、中軸線の文化、美しい遺産、旧市街全体の保護・更新に関する顕著な成果を展示している。

来源:北京城市规划学会.png

画像提供:北京都市計画学会

同展では写真作品192点および『活力が生まれ続ける北京中軸線』『朝の鐘、暮の鼓、経年変化』と題した映画2本が展示され、AI技術やアートインスタレーションを取り入れたアート展と科学普及展と交流スペースが一体化した没入型空間を構築している。新中国成立後の中軸線歴史映像アーカイブも同時に展示されている。

同展のパネル内容、動画解説、文化クリエイティブグッズのパンフレットなどは全て中国語・英語・フランス語で作成されている。展示期間は1年以上続き、期間中は「中軸線サロン」が不定期に開催され、写真家を招いての創作エピソードトークや、プランナーによる旧市街更新の事例解説、路地の変遷を見届けてきた住民による思い出語りの場を設ける。また、「一般公開日」では来場者が撮影した北京中軸線を題材にした写真を持ち込み、オフラインで交流することができ、優秀作品は展示品として随時追加される。

情報提供:新京報

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