4月10日、北京文化フォーラム初のイベント「対話:文化遺産の保護と継承」が天壇公園で開催された。会場では第1陣となる17か所の「文化フォーラム・国際交流スペース」が公表された。

天壇公園
第1陣の会場は、文化保護を目的に再利用された施設が中心で、文化的特色が際立っている。主催側は、学術交流や対話・セミナーなどの内容やテーマに合わせ、最適な会場を選定する。イベント開催時以外には本来の用途に戻すことで、北京旧市街の文化財スペースの活用促進を図る。
北京文化フォーラムは2022年に創設され、「継承・革新・相互啓発」を恒久テーマとしている。中華文化の精髄を発信し、世界文化の粋を集約する重要な窓口として、先進的な文化潮流をリードするとともに、文化革新の力を結集する国際ブランドを目指して、文化交流の促進と文明間対話の深化を図るべく、様々な活動を展開している。

太廟

「観中」中軸線文化博物館

鐘鼓楼
今年、新たに「北京文化フォーラム・国際交流サロン」を設置し、国内外の文化分野の専門家や有識者を定期的に招待し、文化の継承と発展などをテーマに、意見交換や共同討議、協力関係の構築を推進し、北京文化フォーラムの持続的発展を目指す。

地壇
北京文化フォーラム・国際交流スペース17か所:太廟 天壇「観中」中軸線文化博物館 隆福寺文化創意園区 鐘鼓楼 顔料会館 地壇 景山街道市民文化活動センター(美後肆時) 曹雪芹故居記念館 先農壇慶成宮 湖広会館 報国寺 海清苑 宣南文化博物館 十月文学院佑聖寺 正乙祠 沈家本故居
(情報提供:北京日報)