北京宇宙コンピューティングイノベーションセンターが設立

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2026-07-01

2026年グローバルデジタル経済大会・宇宙コンピューティングフォーラムが6月29日に開催された。

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画像提供:VCG

フォーラムでは、北京宇宙コンピューティングイノベーションセンターが正式に設立された。同センターは海淀区に設置され、北京衛星タウンを拠点とする。産業チェーンの連結と川上・川下の連携を中核的使命とする中国初の宇宙コンピューティングイノベーションセンターと位置づけられ、「会社+連盟」の二輪駆動モデルを採用する。同センターは、以下の6つの重点分野に取り組む。

宇宙ネイティブコンピューティングチップの設計・開発、高性能・超広帯域の宇宙コンピューティングペイロード、衛星プラットフォームおよび地上検証インフラ、基盤モデルの実装およびソフトウェアとハードウェアの協調最適化、天地一体型クラウドプラットフォームのコア技術研究開発、衛星応用技術の革新とユースケース検証。

これにより、宇宙コンピューティングを個別技術の突破から産業チェーンの協調・イノベーションへと発展させる。

同時に設立された北京宇宙コンピューティングイノベーションセンター専門家委員会には、中国科学院と中国工程院の院士12名を含む30名の専門家が参加しており、6G宇宙・空・地上一体化通信、マイクロプロセッサ・集積回路、高性能計算などのコア技術分野をカバーし、産業発展に対し、トップレベルの戦略分析・判断と技術指導を行う。

また、北京宇宙コンピューティングイノベーション連盟も同時に設立され、大学や研究機関、中央企業・国有企業及び民間企業など108機関・企業が参加する予定である。同連盟は産学研用(産業・大学・研究機関・ユーザー)のリソースを結集し、宇宙コンピューティングのコア技術の突破、産業チェーンの協調イノベーション、標準策定、公共サービス能力の強化及び実用化の推進を進める。

同フォーラムでは複数の成果も集中的に発表された。北京宇宙コンピューティングイノベーションセンターの全体構想が初めて体系的に公開され、研究開発・検証、産業インキュベーション、標準策定を統合した産業チェーン全体をワンストップで支援する体制を構築することが示された。また、宇宙オペレーティングシステムのオープンソース標準体系が正式に発表され、大規模なコンピューティング衛星ネットワーク構築に向けて、統一インターフェースとオープンフレームワークを提供する。これにより、宇宙コンピューティングのスケジューリングインターフェースの統一、リソースの効率的なスケジューリング、衛星間タスク連携及びサービス標準の提供を推進する。さらに、天算コンステレーションの北京・合肥の2拠点の地上局が新たに運用を開始し、既存の華東・華南拠点とあわせて、多地域連携による衛星・地上通信及びコンピューティングサービス支援システムがおおむね形成された。加えて、宇宙コンピューティングサービスのベータ版もフォーラムで正式にリリースされた。同プラットフォームは、軌道上利用に特化した宇宙コンピューティング統合プラットフォームであり、衛星、ペイロード、地上局及びシミュレーションリソースを連結し、企業の衛星搭載検証のハードルを下げ、研究開発効率の向上に寄与する。

情報提供:新京報

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