このほど、Zhipu(智譜)は次世代フラッグシップ大規模モデル「GLM-5.2」を発表した。同モデルは、長期的なタスク処理に特化して設計されており、産業現場で活用可能な100万トークン規模の長文コンテキストに対応している。国際的な総合性能評価においても、GLM-5.2は世界のオープンソースモデルの上位にランクインし、プログラミングや長期タスク処理などの中核能力で国際的に高い水準に達している。
Zhipuは、清華大学コンピュータ科学科の知識工学研究室(KEG)の研究成果を事業化した企業であり、汎用人工知能(AGI)の基盤となる大規模モデルを中核事業とする世界初の上場企業とされている。

今回発表されたGLM-5.2は、アルゴリズムアーキテクチャの革新とエンジニアリング面での最適化により、モデルのトレーニングおよび推論に必要な計算コストを大幅に低減した。さらに、マルチエージェントや外部ツールの呼び出しといった分野でも、高い汎化性能を発揮する。現在、同モデルは行政、金融、製造、医療などの分野で導入が加速しており、人工知能の技術的進展を現場活用へ繋げるための新たな基盤を提供している。

業界専門家によると、Zhipuは膨大な計算資源を投入する「力業」的なアプローチではなく、自国の人材基盤、独自技術の蓄積、エンジニアリング最適化能力、産業基盤を活用し、アルゴリズムアーキテクチャの革新とソフトウェア・ハードウェアの協調最適化によって、モデルのトレーニングおよび推論の処理効率を継続的に向上させているという。
GLM-5.2は、寛容なMITライセンスのもとで世界に向けてオープンソースとして公開されており、モデルの重みは地域制限なく自由にダウンロード、デプロイ、商用利用が可能となっている。モデル技術の公開を通じて、中国企業は独自イノベーションの成果を世界中の開発者に提供し、研究機関、企業、個人開発者が技術研究や応用開発を進めるための新たな選択肢を提供している。
情報提供:北京発布