北京市初となる特殊設備のスマートロボットによる現場実証テストが9月2日、北京市豊台区で行われた。

スマートロボットが圧力容器の外壁に沿って自律走行し、特殊設備の表面を連続的に走査して検査する様子。(写真提供:豊台区市場監督管理局)
テスト現場では、スマートロボットが圧力容器の外壁に沿って自律走行し、安定して稼働した。搭載された高精度のテストプローブが壁厚を自動測定し、検査データはリアルタイムで送信・保存され、設備の壁厚の状態を正確に再現した。これまで、作業員が「点から面へ」といった形で複数箇所を抽出して壁厚を測定していた検査方法に代わり、ロボットによる連続走査を導入することで、検査の死角を効果的に排除し、データの精度を大幅に向上させた。また、検査作業で足場を組んだり、作業員が高所によじ登ったりする必要がなくなるほか、密閉された狭い空間での作業も回避できる。これにより、検査前の準備期間が短縮され、企業の運用・保守コストが削減されるだけでなく、検査員の作業負担も軽減され、高所からの転落や限られた空間での作業など、高いリスクを伴う安全上の問題を未然に防ぐことができる。
北京市初の実用化に向けた現場テストが行われた今回の取り組みは、豊台区における特殊設備検査のデジタル化・スマート化に向けた重要な一歩となる。今後、豊台区では引き続きさまざまな検査現場でスマートロボットの活用を模索し、特殊設備検査のデジタル化・スマート化とロボットの常態的な活用を推進していく方針で、北京市全体における特殊設備のスマート検査やスマート監督管理に向け、他地域でも再現可能な事例を提供する。
情報提供:新京報