4月27日、中国国家税務総局は『外国人観光客購入品出国時税金還付管理規定』を改正し、税金還付手続きの更なる利便化措置を実施すると発表した。

外国人観光客が同日に同一店舗で購入した免税対象商品の合計金額が200元以上で、かつその他の適用条件を満たす場合、出国時税金還付を申請することができる。税金還付額が2万元以下の場合、現金での払い戻しまたは銀行振込による受取が選択可能である。銀行振込を選択する場合、還付金額に上限はない。

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さらに、税金還付手続きの簡素化を推進することで、税金還付制度を利用する外国人観光客のさらなる利便性向上を図っている。具体的には、情報システムの最適化による税金還付手続きを完全デジタル化し、指定店舗での税金還付書類作成時に購入情報が自動的に反映される仕組みを導入することにより、書類作成、審査などの作業効率が向上し、観光客の待ち時間の短縮につながった。

税務当局は引き続き関連政策の普及・指導を強化し、外国人観光客向けに免税店を検索できるリアルタイムマップを整備し、各国の観光客のニーズに合わせた多言語税金還付手続きガイドを作成するなど、インバウンド観光客の利便性向上に取り組んでいる。

（情報提供：中国税務報）