7月1日、出国時税還付手続きのペーパーレス化が全国で初めて北京で実施された。
7月1日より、「出国時税還付政策」(2.0版)の中核施策の一つとして、「完全ペーパーレス化」が全国で導入された。訪中外国人旅行者はスマートフォンのブラウザからQRコードを読み取り、本人情報を一度登録すれば、全国共通の専用「出国時税還付サービスコード」が発行される。このコード一つで、全国の還付対象店舗や出国時の税関で手続きを行うことができる。また、スマートフォン上で電子還付申請書、電子領収書、手続きの進捗状況など全ての情報を随時確認でき、還付手続きの全プロセスの可視化・追跡が可能となった。

ペーパーレス化改革により、中国を訪れる外国人旅行者のショッピング体験が大幅に向上した。何度も必要事項を記入したり、紙の書類を提出したりする煩雑な手続きから解放されるだけでなく、紙の還付書類を携帯・保管する必要もなくなる。さらに、書類の紛失や汚損によって還付手続きが滞るリスクも効果的に回避でき、旅行者の安心感と満足度の向上につながることが期待されている。
また、この改革は北京市内の出国時税還付対象店舗における業務プロセスの全面的な高度化にもつながっている。オンライン情報システムを利用し、QRコードを読み取るだけで旅行者の本人情報を電子的に取得し、システムが電子還付申請書を自動作成して旅行者のスマートフォンへ送信するため、手書きや書類の印刷は一切不要となる。従来の紙による申請方式と比べ、ペーパーレス化後は、記入漏れや入力ミスを防止できるほか、還付書類の作成効率とデータの正確性が大幅に向上し、1件当たりの手続き時間も大幅に短縮された。さらに、紙資材の使用削減による店舗運営コストの低減にもつながり、税還付手続きの効率化・高精度化・低炭素化・利便性向上を同時に実現した。
情報提供:北京税務