決済・移動・税還付がさらにスマートに 北京を訪れるインバウンド客の「ストレスフリーな移動」が進化

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2026-09-16

9月12日、2026年中国国際サービス貿易交易会(サービス貿易会)で、「暢遊通(Travel Pass)」と「冪方卡(TraveIMate)」の2.0版のサービス内容が発表された。北京を訪れるインバウンド観光客が、到着後に必要とする決済、通信、移動、買い物、税還付などを、より便利かつスマートに利用できるようになる。

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アップグレードされた「暢遊通」は、専用端末を必要とせず、スマートフォンにアプリをダウンロードすれば利用できる。

「暢遊通」は元々、モバイルバッテリーほどの大きさの携帯型端末で、ディスプレイやカメラ、カードスロットを内蔵し、SIMカードの利用や銀行カードによる決済に対応していた。Wi-Fi接続、QRコード決済、音声翻訳などの機能も兼ね備えていた。2.0版で最も大きく変わったのは、こうした専用端末が不要になったことだ。さらに、滴滴(DiDi)や京東(JD.com)などの主要アプリを利用できるようになり、配車やネットショッピングなど利用頻度の高いサービスにも対応。「雲智」のスマートフォン版も拡充し、決済、通信、ナビゲーション、翻訳、タクシー配車、買い物などの機能を集約した。また、中国で初めてオンラインショッピングと出国時の税還付、配車サービスを一体化した仕組みを導入し、オンラインで商品を購入し、そのまま税還付の手続きまで行える「オンライン購入・オンライン還付」を実現し、出国時の税還付手続きをペーパーレス化した。

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アップグレードされた「冪方卡」では、5Gメッセージの標準搭載機能を活用し、インバウンド観光客向けの5Gメッセージアプリを提供する。

「冪方卡」はSIMカードを媒体としたサービスで、カードをスマートフォンに挿入すれば、通話やインターネット通信に加え、デジタル人民元による決済や北京のバス・地下鉄でのタッチ決済も利用できる。チャージ後すぐに利用でき、スマートフォンがインターネットにつながらなかったり、電池が切れていたりする場合でも、タッチ決済が可能。2.0版では「5Gメッセージ」と「AIエージェント」を組み合わせ、アプリをダウンロードすることなく、さまざまなサービスをワンストップで利用できるようにした。観光客はSMSのメッセージ画面から、デジタル人民元ウォレットの残高や取引履歴、利用可能な加盟店を確認できるほか、出国時の税還付に関する案内を検索したり、税還付に対応する店舗を地図上で探したり、電子税還付書類や手続きの進捗状況を確認したりできる。さらに、天気や交通情報の確認、旅行プランの作成、画像やメニューの翻訳など、さまざまなサービスにも対応する。

今回のアップグレードでは、両サービスの利用限度額も引き上げられた。「暢遊通」は累計利用限度額が1万4000元に引き上げられ、これまで設けられていた1回1000元までという決済上限も撤廃された。「冪方卡」のデジタル人民元については、1回につき5000元までチャージ可能となり、追加チャージによって累計1万元まで利用できる。
 北京は2025年1月、中国で初めて「暢遊通」と「冪方卡」を導入・公開した。両サービスは、決済、通信、交通、翻訳、地図などの機能を集約している。サービス開始から1年余りで、120以上の国・地域から訪れたインバウンド観光客が利用しているという。

情報提供:北京日報アプリ

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