今年の春節連休期間中は、故宮博物院、国家博物館を含む北京市内の100カ所余りの博物館が開館する。このうち、中国美術館、中国航空博物館、国家典籍博物館、北京芸術博物館などは大晦日、春節連休期間中も休まず開館する。
故宮博物院、国家博物館など北京市内の人気の博物館20カ所余りを除き、9割以上の博物館は予約制を廃止したが、予約サービスは引き続き提供する。展覧会と文化イベントに関して、北京市内の博物館では合計215の各種展覧会・イベントが開催され、うち展覧会は86回、イベントは129回開催される。
各無形文化財機関は、北京の中軸線に焦点を当て、「中軸線上で年越ししよう」をテーマにしたスペシャルイベントを実施する。春節連休期間中は、「龍騰盛世 中軸納福」2024年春節竜舞・獅子舞などをはじめとする中軸線にまつわる音楽や舞踊、北京古代建築博物館の「先農造福 福暖四季」などをはじめとする中軸線にまつわる幸福祈願、天壇公園の「敬天之壇探圜丘」などをはじめとする中軸線探訪、故宮博物院の「新春文化“佳”宴」などをはじめとする中軸線にまつわる展覧会、故宮博物院の「冬休み“故宮知識教室”」などをはじめとする中軸線にまつわる講座、北京坊「坊間花灯(北京坊新春文化坊会)」をはじめとする中軸線のライトアップといった6つのシリーズイベントを通じて、市民や観光客の積極的な参加を呼びかけ、文化・発展の成果を共有する。
首都博物館、北京大運河博物館は5つの展覧会を開催し、来館者に新春のお祝いを送る。さらに首都博物館は600種類以上の新作文化クリエイティブグッズや「100元以上購入で福袋のくじ引きに参加できる」イベントを通じて、市民や観光客とともに辰(竜)年を盛り上げる。また、北京大運河博物館は期間限定の辰年記念カードのプレゼントや、期間限定の無料スタンプラリーなどのインタラクティブなイベントを実施する。
写真・情報提供:新京報