
夕焼けに映える首鋼スキージャンプ台「雪飛天」(撮影:劉平)
このほど、2025年「夜京城」(夜の北京)3大ランキングが正式に発表され、25か所のランドマーク、84か所の人気スポット、30か所の生活圏が選出された。
ランキングでは、25か所の「夜京城」ランドマークが商業集積エリア型、文化観光・景勝地型、複合型の3カテゴリーに分類されている。北京の夜間消費の中核を担う商業集積エリア型ランドマークには、北京CBDエリア、前門大街、王府井、朝陽大悦城、朝陽合生匯、超極合生匯などが含まれている。
文化観光・景勝地型ランドマークでは、天橋演芸エリア、什刹海-地安門外大街、隆福寺文化街区などが、夜間公演、ナイトツアー、ナイトショー、夜食、ナイトマーケットといった多彩な業態を展開している。また、ユニバーサル・北京・リゾートのシティウォーク、八達嶺長城、居庸関夜間長城、雁栖湖観光景勝地なども、夜間における文化観光消費の可能性を広げ続けている。
複合型ランドマークは、都市の夜景照明と象徴的建造物を特徴とし、文化・エンターテインメント、飲食・小売、スポーツ・レジャー、観光パフォーマンスを融合させている。これには、北京オリンピックセンターエリア、新工人体育場-三里屯太古里、藍色港湾-亮馬河国際風情水岸、五棵松、首鋼園などが含まれている。
今回のランキングでは、計84か所の「夜京城」人気スポットが選出された。カテゴリーは都市公園、文化観光エリア、商業街区、飲食・グルメ、特色ある園区、ナイトマーケットの6つに分かれている。中でも都市公園カテゴリーのスポットは、人々が「リラックス感」を求めて訪れる目的地として人気を集めており、北海公園静心斎の没入型ナイトツアーでは、歴史的建造物の光と影が昆曲や琴の音色と調和して心身を癒やし、竜潭中湖公園の「観覧車の夜」ではマーケット散策や野外映画鑑賞を楽しむことができ、温楡河公園の水上光影ショーでは自然とアートが見事に融合した光景が見られる。
特色ある園区カテゴリーのスポットは、工業遺産の再活用と産業エコシステムの融合を中核とした特徴を持ち、首創・郎園Station、三里屯4号院、北京衛星製造工場科技園、東郎文化創意産業パーク、科学城イノベーション小街などが含まれる。ナイトマーケットカテゴリーの人気スポットには、潘家園旧貨市場、濱水森林公園広陽北市、辛荘park・田野東市などがランクインした。
2025年には、崇外大街西区生活圏、安定門老北京平房胡同生活圏、オリンピック選手村北15分便利生活圏、塔院商業文化生活圏、国泰生活圏、石門営生活圏、古城南路便利生活圏など、30か所の「夜京城」生活圏が設定された。2024年に比べてさらに規模が拡大し、「家のすぐそばの夜の楽しみ」がより身近なものになっている。
情報提供:北京日報