240時間トランジットビザ免除政策で外国人観光客を誘致 「デュアルハブ」空港での出国時税金還付申請額が過去最高

japanese.beijing.gov.cn
2025-04-30

今年第一四半期、北京首都国際空港、大興国際空港税関では、外国人観光客を対象にした出国時の税金還付申請書4,801件を審査・確認し、申請件数・金額はいずれも前年同期比で122.47%、81.64%増加、税金還付申請総額は約2億4,000万元に達した。「デュアルハブ」となる大興空港・首都空港における出国時税金還付申請総額は過去最高を更新した。

240時間トランジットビザ免除政策の実施により、中国を訪れる外国人入国者数が大幅に増加した。今年第1四半期に全国各地の出入国管理所で記録された外国人入国者数は前年比で40.2%増の延べ921万5,000人に達し、そのうち、ビザ免除政策を利用した入国者数は延べ657万人、全体の71.3%を占めている。

内容 800 .jpg

首都国際空港にて免税還付手続きを行う観光客

(写真撮影:靳天雪)

海外観光客入国時の消費利便性を向上させるため、このほど、多言語版『北京出国時税金還付ガイド』および北京出国時税金還付対象店舗の電子マップが公開された。さらに、首都国際空港税関が出国エリアに複数の税金還付審査窓口を設置し、電子掲示板や専用案内表示を増設して旅客に税金還付政策と手続きのプロセスを分かりやすく案内している。大興空港では、出発フロアの税関申告カウンター横に専用手荷物ベルトコンベアを新設し、税関スタッフが税金還付商品を一点ずつ確認後、旅客は審査済み手荷物をこのベルトコンベアでそのまま預け入れることができ、手続き時間の短縮が実現している。

(情報提供:北京日報)

関連書類