11月21日午後、「奮起精励し、共に未来へ―変局の下での経済発展と金融協力」と題した2022金融街フォーラム年次総会が北京で開幕した。中国共産党中央政治局委員、北京市委員会書記の尹力氏が挨拶を行い、同フォーラム年次総会の開幕を宣言した。

尹力氏は挨拶の中で、「国家金融管理センターとしての北京には金融機関と金融人材が集まっており、金融業は北京において最も重要な柱となる産業で、北京の金融資産総額は全国の約半分を占めている。われわれは国家金融管理センターの機能強化に力を入れ、実体経済に対する金融サービスの質と効果を強化し、多層的な金融市場システムの健全化を目指し、金融改革・イノベーションを深化させ、よりハイレベルの金融開放を後押ししていく。また、「両区」（国家サービス業開放拡大総合モデル区、中国（北京）自由貿易試験区）建設に依拠し、金融市場の開放、国境を越えた資金フロー、投融資の利便化などの面で先行的に試行し、「一帯一路」金融協力のハブを構築する。」と述べた。

尹力氏はさらに、「われわれはより良い発展プラットフォームと、市場化・法治化・国際化された一流のビジネス環境を構築し、中国国内外の金融機関が北京で投資し発展することを歓迎する。」と述べた。