「古蜀文明を探る―三星堆」と題した展覧会が6月27日、北京大運河博物館(首都博物館東館)展陳ビル1号・2号展示ホールで開幕した。同展はすべての観客に無料で開放され、予約は不要である。来場者は有効な身分証明書を持参し、受付で確認してセキュリティーチェックを行った後に入館できる。
有料エリアでは、「奇遇!三星堆」VR没入型展覧会も開催され、裸眼3D技術を活用し、観客を立体的でリアルな古蜀の世界へといざなう。
展覧会の様子
古蜀文明の関連文化財265点を集めた同展は、3つのセクションに分かれており、観客に古蜀文明の神秘を徐々に紐解いていく。雄大で壮観な青銅の人物像、神秘に満ちた青銅の仮面、まばゆく光り輝く黄金の仮面をつけた頭の像…。古蜀人の知恵と創造力が凝縮された中華五千年文明の輝きを今に伝える。
展覧会は首都博物館、北京大運河博物館、四川省文物考古研究院、四川広漢三星堆博物館、成都金沙遺跡博物館などが入念に企画したもので、10月10日まで開催される。
また、展示期間中、各館は三星堆の文化財をモチーフにした芸術品や生活用品など、三星堆をテーマとした一連の文化クリエイティブグッズを共同で発売する。
(情報提供:北京副都心報)